「しゃがんでも違和感はない」と話す有村智恵。深刻な症状が無ければ良いが・・・

「樋口久子IDC大塚家具レディス」開幕前日のプロアマ戦。その出場選手のリストに、有村智恵の名前が外されていた。欠場理由は“腰痛のため”。朝はコースに訪れて練習を行ったが、違和感があったために大事をとり、欠場を決めたという。

正確に言うと患部は腰ではないようで、「先週から右のお尻が張っていた。（先週の）2日目からは股関節に違和感が出た」と説明。一昨日の練習ラウンドでは「左のお尻の上の方に違和感」を覚えたという。

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昨日は、お灸や針、マッサージなどで患部をほぐし、ゆっくりと静養。今朝になり「痛みも違和感もなかった」と回復し、初日の1番ティに姿を現した。この日は2バーディ、2ボギーのイーブンで終え、首位に4打差の27位タイ。だが、終盤の17番では痛そうな素振りも。「ちょっと痛かったけど、プレーに影響はありませんでした」と話す表情に深刻さは窺えなかったが、ホールアウト後は練習をせず、早々にホテルへと引き上げた。

昨年、一昨年と2年連続で惜敗を喫している今大会。「悔しいというより、勉強させてもらっていると思っている。いろいろな物を吸収できた試合だし、勝って恩返しをしたい気持ちはあります」と、その想いを明かす有村。明日からは悪天候が予報されている中、手負いの身体で想いを遂げることができるか。