2009年 SBSオープンatタートルベイ
期間:02/12〜02/14 場所:タートルベイリゾート(ハワイ州)
ショートパットで躓いた宮里は、35位タイスタート
米女子ツアー4年目を迎える宮里藍の初日は、12時20分に10番ティからスタートした。この日は午前中に一時的に強い雨が降ったものの、午後に入ると明るい太陽が顔を出し、代わって強い風が吹き始めた。
最初にスコアが動いたのは、12番パー5。ティショットを左に曲げると、3打目でもグリーンを捉えられずに4オン2パットのボギーとしてしまう。しかし、「全体的にリズムは良くて、安定感があった」と、16番で2m、17番でも7mのバーディパットを沈め、前半を1アンダーで折り返した。
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後半に入り、3番パー5では3打目をピン側1mのバーディチャンスにつけたが、これを外してしまう。このパットをきっかけに、「考え過ぎてしまった」という宮里は、続く4番、5番と連続の3パット。しかし、最終9番のパー5で、アプローチを1mに寄せて、最後はバーディフィニッシュとし、初日をイーブンパーの35位タイで終えた。
「今日は内容自体良かったので、2、3アンダー出ても良かった」という宮里だが、やはり悔やまれるのは中盤のパットミス。「ラインは良く出ていたけど、途中で何か違うと一瞬思ってしまって、それだけですね」と悔しがった。
午前中に回った宮里美香が2アンダー。上田桃子、大山志保もアンダーパーで回っているだけに、宮里にしてみれば歯がゆい思いもあるだろうが、「このコースはいつも躓いていたけど、良いスタートが出来たと思う」と、精一杯前向きなコメントを残した。
「今朝、(キャディの)ミックが、MIYAZATO, Mっていうのを見て、スタート時間を間違えたと思ったって驚いていたけど、そういうのが新鮮でした」と笑った宮里。明日はゴルフで巻き返して、すっきりした笑顔を見せて貰いたい。