12位タイと上々のスタートを切った宮里藍 ※画像は09年SBSオープン

「ホンダLPGAタイランド」初日、宮里藍は午後12時20分に1番ティからスタートを切った。「グリーンが固くて、アイアンの距離が難しかった」という宮里は、4番パー4でボギーを叩き、序盤からボギーを先行させてしまう。6番パー5でバーディを奪うが、直後の7番パー4でボギーとするなど、伸び悩む展開が続く。

それでも「パターのイメージが良かったので、うまく耐えることができました」との言葉通り、9番パー4ですぐにバーディを奪取。折り返した後半も2バーディ、1ボギーでラウンドし、この日4バーディ、3ボギーの「71」。1アンダーでホールアウトし、終わってみれば首位と5打差の12位タイと上々の滑り出しを見せた。

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「1つでもスコアを伸ばせたことは大きかったです」と、自身も及第点をつけるフィニッシュ。同じコースでプレーした前回大会の2007年は、初日に「79」を叩いて大きく出遅れ、自ら4日間を通して集中力をキープすることが難しい状況を造ってしまった。その意味でも、この日のラウンドで昨年との状態の違いを再確認することができたはずだ。

「明日も集中力を保って良いスコアでまわりたいですね」。これで今シーズン、開幕戦から4ラウンドを消化してオーバーパーはゼロ。宮里への期待は日を追うごとに高まっていきそうだ。