2009年 HSBC女子チャンピオンズ
期間:03/05〜03/08 場所:タナ・メラCC(シンガポール)
我慢の藍、2日目を終え首位と2打差の5位タイ
米国女子ツアー第3戦「HSBC女子チャンピオンズ」の初日をトップと1打差の4位タイで終えた宮里藍は、ホールアウト後の記者会見で、このポジションに驚いているかと問われ、「驚いていない。ここまで数シーズンを掛けて積み上げてきたことの結果に過ぎないから」と、強気とも取れる発言をしていたが、2日目の結果はさらにその思いを強くしたことだろう。
1番スタートの2日目、「ショットのブレがあって、なかなかチャンスにつけられなかった」という前半はスコアカード通りのプレーで折り返す。後半に入り、10番で待望のバーディを奪い通算5アンダーへとスコアを伸ばしたが、16番、17番で連続ボギーを叩いてしまう。それでも、初日に唯一のボギーを叩いた18番で、この日はリベンジとなるバーディフィニッシュ。「最後のバーディは明日に大きく繋がります」と、2日目は「72」のイーブンパーで回って、通算4アンダーの5位タイという好位置につけた。
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「今日は我慢のラウンドでしたが、一つ一つ丁寧にプレーすることを心掛けました」という宮里。開幕からの2戦も調子自体は悪くなかっただけに、ようやくゴルフが噛み合ってきたといえるだろう。難易度の高いコースは宮里の得意とするところ。「難しいコースだけど、それに負けず、良い精神状態を保って我慢してスコアを伸ばしたい」と残り2日もこれまで通りの澄んだ心でプレーに集中する。
最大のライバルは自分自身。「プレー中、いろんな自分が出るので(例えば欲張ったり、耐えたり…)そんな自分がライバルです」と、自分越えで悲願の初優勝へ突き進む。
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