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宮里藍が描く挑戦の足跡

宮里、最終日もスコアを伸ばし9位タイフィニッシュ

米国アリゾナ州にあるパパゴGCで行われている米国女子ツアー第5戦「J GOLFフェニックスLPGAインターナショナル」の最終日、宮里藍は首位と5打差の7位タイから上位進出を目指してスタートした。

この日も昨日に引き続き、前半はパープレイが続く。バーディチャンスの多かった前日と違い、この日はなかなかチャンスにつけることが出来ずに2パットで凌ぐ展開。キャディのミックとは笑顔で会話を交わし、この苦しい状況をポジティブに乗り切った。

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「ドライバーが振れてきて、フェアウェイを外さなかったので、しっかりとリズムを作っていけた」という後半は、11番、15番、18番でバーディ奪取。13番で3パットのボギーを叩いたが、最終日も2つスコアを伸ばした宮里は、通算7アンダーの9位タイでフィニッシュ。優勝したカリー・ウェブには7打及ばなかったが、「自分のリズムを保って最後までプレーできた。この4日間、我慢の課題が大きかったけど、それをクリアすることが出来ました」と表情は晴れやかだった。

今年に入って60台のスコアはまだ1ラウンドだけ。今週の4日間も、「71-70-70-70」といまひとつ伸ばしきることが出来なかった。さらに上位に行くためには、爆発的なスコアも必要だが、宮里は「バーディパットが決まるかどうか」をその条件とした。

次週行われる今季のメジャー初戦「クラフトナビスコ選手権」に向け、「我慢する心構えが出来た。本当に楽しみです」と手応えを掴んだ宮里。さらにタフなセッティングとなるメジャーで、結果を残したい。

2009年 J GOLFフェニックスLPGAインターナショナル



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