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2009年 クラフトナビスコチャンピオンシップ
期間:04/02〜04/05 場所:ペブルビーチGL他(カリフォルニア州、ミッションヒルズCC)

宮里藍が描く挑戦の足跡

藍、5度目の挑戦「勝つ準備は出来ています!」

今季の米メジャー初戦「クラフトナビスコ選手権」に挑む宮里藍。毎年同じカリフォルニア州のミッションヒルズCCで開催され、宮里にとっては5回目の挑戦となる。「やっぱり、やりやすいですね」と、コースも熟知し、環境にも慣れた宮里は余裕の表情だ。

昨年は初日に「68」を叩き出し、首位と1打差の好スタートを切ったが、2日目以降は伸び悩み、結局通算6オーバーの31位タイで終えている。「去年は真直ぐ打つので一杯一杯。今年は飛距離も出ているし、セカンドは短いクラブで打てています」と、1年後は戦える状態になって戻ってきた。

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「コースは凄い好きですね。難しいけどフェアなコース。ラフは短いけど、日曜日までに伸びてくると思います。グリーンはここ数年で一番良い状態です」と宮里は分析する。メジャー大会らしく、ちょっとのミスがボギーにつながり、バーディラッシュを期待できるコースではない。「テーマは我慢です。拾いまくってチャンスをものにしていきたい」と、得意の耐えるゴルフで上位を狙う。

「もちろん、優勝を狙う心構えです。勝つ準備は出来ています。ただ、結果に固執しないで、目の前の1打1打に集中していきたい」と、心身共に充実ぶりを伺わせる宮里。帯同する父・優氏も「トータルで良い状態」と太鼓判を押した。

初日はミッシェル・ウィとの2サムが組まれ、多くのギャラリーを引き連れることは間違いない。「(ウィと回るのは)久しぶりだし、楽しみです」と微笑む宮里が、高い集中力を保ったプレーで、ファンの期待に応えてくれることを祈りたい。

2009年 クラフトナビスコチャンピオンシップ



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