2010年 LPGAツアー選手権
期間:12/02〜12/05 場所:グランドサイプレスGC(フロリダ州)
藍は暫定66位、決勝ラウンド進出に望み
宮里藍がシーズン開幕前に目標に掲げていた、プレーヤー・オブ・ザ・イヤーを巡る最後の戦い「LPGAツアー選手権」。ポイントランキングではヤニ・ツェンに次ぐ2位、逆転には優勝争いが求められていたが、初日は8オーバーと叩き、予選通過も危ういまさかの出遅れとなった。
「心の持って行き方も良かったし、良い意味で開き直れた」という2日目。前半こそパットに苦しみ2ストローク落としたが、「噛み合い始めた」という10番、11番と3メートル前後を沈めて連続バーディ。昨日は頻発していたスッポ抜けるようなショットも修正、後半は3バーディを奪って巻き返し、この日パープレーの「72」。カットライン上となる暫定66位タイに浮上し、「今日の目標にしていた」という決勝ラウンド進出に望みを繋いだ。
<< 下に続く >>
「まずは、通ることを祈ります」。宮里の予選突破は、明日の第2ラウンドの残りの結果次第。流れを掴み始めただけに、まずは生き残りに期待したいところだ。その流れを引き寄せたのは、先述していた「心の持って行き方」。初日は、タイトル争いへの強い想いが、宮里の真骨頂であるプレーへの集中力を乱してしまった。「集中力が上がったり、下がったりが激しかった。こんなに考えている自分は今までにない」。
先月の「ミズノクラシック」でも、タイトル争いとプレーへの心構えについて「難しいんですよね・・・」とこぼしていた宮里。「先に向けて必要なことを学んでいると思う。そこに気づいて修正できたのは大きい」と、2日目にして難題をクリアできた様子。来年に向けても、このままシーズンを終えるわけにはいかない。
あなたにおすすめ
特集SPECIAL
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!