2010年 ロレーナ・オチョア・インビテーショナル
期間:11/11〜11/14 場所:グアダラハラCC(メキシコ)
宮里藍、首位と1打差2位タイで最終日に逆転なるか
米国女子ツアーの「ロレーナ・オチョア・インビテーショナル」に出場している宮里藍。大会3日目は、5バーディ、1ボギーで通算11アンダーの2位タイに浮上。首位とは1打差で最終日に逆転優勝を狙う。
1番で残り140ヤードの2打目をピン2mにつけて幸先の良いバーディを奪うが、その後はパーセーブを繰り返す。7番、そして10番と同じく2mのバーディパットを沈め、13番パー3はティショットをピンの手前5mにつけてバーディを奪った。
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終盤に入り16番で2打目をグリーン右サイドのバンカーに入れると、3打目でピン3mに寄せたがパーパットを外してしまいボギーを叩く。しかし、最終18番パー5は3打目のアプローチでピン2mにつけて3日連続となるバーディで締めくくった。
「今日は風に苦労しました。フォローとアゲインストでは2クラブ変わってきますので、それが難しかった。でも大きなミスはなかったし、自分の決断力がぶれなかったのが良かった」と、この日のラウンドを振り返る。
1打差で迎える最終日に向けては「こういう状況は今年何度も経験していますから大丈夫です。自分のまわりの状況はわかっていますし、整理はついています。優勝云々よりも自分のゲームに集中したいと思っています」と、焦る気持ちはなく、平常心を保つ。
そして、「パー5は確実にものにしたいですが、難しい16番、17番ですね。バーディとはいかなくても、あそこをしっかりものにすることですね。最後の上がり3ホールを大事にしたいです」。2日目にボギーを叩いた17番、そしてこの日苦戦した16番など終盤の3ホールをキーホールに上げ、最終日に挑む。