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宮里藍が描く挑戦の足跡

凱旋帰国の藍、時差ぼけ対策は「ゆとりをもって休みたい」

先週、メキシコで行われた「トレスマリアス選手権」で米ツアー今季3勝目を挙げ、同ツアーの賞金ランクトップとして今季の国内女子メジャー初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」に凱旋帰国を果たした宮里藍

とはいえ、その日程はハードなもので、メキシコのホテルを月曜日の早朝4時に出発すると、モレリアからロスまで4時間のフライト。乗り継ぎで4時間待って、ロスから成田までさらに11時間。成田には火曜日の17時過ぎに到着した。

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そして、この日は大会前日のプロアマ戦に出場して、「時差ぼけは無くは無いですよね」と苦笑い。昨年はアメリカから帰国して「サントリーレディス」、さらに「NEC軽井沢72」に出場。大会初日に体の調整が出来ずに苦しんだが、今回は宮里なりにその対策を考えている。

「アメリカとはグリーンが違って読みも変わってくるので、どうしても練習してしまった。でも本番になると、それが初日、2日目と後を引いてくる。今週は4日間だし、グリーンの状態も良いので、自分のストロークを信じてゆとりを持って休みたいと思います」。幸い、大会初日は12時15分という遅いスタート。プロアマ戦後は簡単な練習だけ行って、早々にコースを後にした。

「日本で最初のメジャーだし、グリーンの状態が素晴らしい。パッティングのフィーリングが凄く良いので、先週の感じでやっていけそうです。そんなんでも、やる気十分です」と、宮里は笑う。技術、気力ともに充実している宮里。週末訪れる大勢のギャラリーの為にも、体調を最善の状態に整えることが一番だ。

2010年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ



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