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宮里藍が描く挑戦の足跡

初優勝に貢献した宮里「まんべんなくいい経験が出来ました」

前日同様、天気は雨。気温が低く冷え込みが激しくなった千葉・キングフィールズGCを舞台に行われた「3TOURS CHAMPIONSHIP 2006 IMPACT!」は9日、最終日の競技を行い、前半のサードステージで3ポイント、ファイナルステージでも2.5ポイントを稼いだ宮里藍の活躍により、女子ツアーがトータル37ポイントでシニアツアーに6.5、男子ツアーに8.5ポイントの大差をつけて、初優勝を果たした。

「今日は楽しんで出来ました。楽しい中に良い緊張感もあったので、良かったです」という宮里は、前半戦は近藤智弘、室田淳の2人と同組でスタート。2番から3連続でバーディを奪って男子選手を突き放すと、最終9番でも7メートルのパットを沈めて4アンダーとし1位通過でチームに貢献。

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そして最終組で迎えた後半戦は、3年連続賞金王の片山晋呉と、「いるだけで雰囲気が締まって、重々しくなる」という青木功との緊張感高まる対決。スタートの10番パー5でティショットを曲げ、2打目は出すだけとなったものの、しっかりパーセーブ。悪い流れを断ち切るが、その間に片山がバーディを奪って一歩リードを許してしまう。その後12番では絶好のバーディパットを逃すが、14番で4メートルを決めて青木とともにバーディとし、宮里、片山、青木の3人が1アンダーで並ぶ展開に。

16番でアプローチをミスしてボギーとした宮里は、その時点で最下位に転落。しかし、残り2ホールで宮里らしいプレーを魅せた。17番で4メートル、18番では「最後(チームが)勝っているのは分かっていたし、2パットでいいやと思って打った」というバーディを決め、スコアは2アンダー。片山がバーディパットを外したため、2.5ポイントずつを分け合うトップタイの大健闘でチームの優勝に華を添えた。

そんな片山らとのラウンドでは「細かく言えば、力と飛距離。同じように欲しいなと思いました。あとは、力だけじゃなく、片山さんはアプローチやパターが凄く安定感があって、まんべんなくいい経験が出来ました」と得るものと同時に課題も見つかり、来季に向け、仲間とともに笑顔で1年を締めくくった宮里だった。

2006年 3TOURS CHAMPIONSHIP 2006 IMPACT!



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