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宮里藍が描く挑戦の足跡

藍が“有終V”宣言! 「勝つことだけが目標」

宮里藍が、公式戦3冠制覇をかけツアー最終戦に挑む。国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」は23日から、宮崎県の宮崎CCで開幕する。22日のプロアマ戦に出場したこの日は、コーライ芝のグリーンなどを入念にチェックし、大会に備えた。

米ツアー最終戦のADT選手権を終えたばかりの宮里は、21日に帰国。その足で最終戦の舞台、宮崎入りした。タイトなスケジュールの中でのプロアマ戦も「体調は大丈夫です。思ったよりも元気。時差ボケが少しありますけど」。前週、2度のカットを乗り越え4位に食い込んだ激闘の疲れも見せず、元気なところをアピールした。

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2年前の本大会は、初日から最終日まで女王・不動裕理とラウンドした。「2年前はいっぱいいっぱいだったなと思います」。しかし、2年後の今回は、その時と違う。「少し成長を感じます。技術よりもゲームプランの方で成長を感じました。ああいう経験(2年前の不動との激闘)が、その後の自分のプレーに、いい影響を与えてくれたと思う」と更なるレベルアップも自覚しているようだ。

昨年の日本女子オープン、今年の日本女子プロを制し、今大会では史上7人目の3冠制覇、そして不動が持つ27歳11か月の史上最年少3冠制覇の更新もかかる。「こういうチャンスは滅多にないので、チャンスがあるようなら頑張りたい。日本では勝つことだけが目標ですし、その目標は今大会でも変わることはありません」。これまで数々の金字塔を打ち立ててきた宮里が、最終戦で再び歴史にその名を刻む。

2006年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ



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