2006年 ADTチャンピオンシップ
期間:11/16〜11/19 場所:トランプインターナショナルGC(フロリダ州)
藍、4位タイも「一番良いパフォーマンスが出来た」
米国女子ツアーの今季最終戦「ADTチャンピオンシップ」の決勝ラウンドが現地時間19日、フロリダ州ウェストパームビーチのトランプ・インターナショナルGCで行われ、宮里藍はイーブンパー72でプレーし4位タイ。悲願の初優勝を逃した。バーディチャンスでパットが決まらず、苦しいラウンド。しかし来季への手応えはつかみ、「確実にメンタルも成長していると思った」と振り返った。今週の国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」での必勝を誓った。
4位タイ。惜しくも優勝は逃したが、宮里の表情は晴れやかだった。8人がイーブンパーでスタートした決勝ラウンドで、1バーディ、1ボギーのイーブンパー72。それでも「4日間本当にいいリズムでプレーできて、今年で一番落ち着いていたし、一番いいパフォーマンスが出来たと思う」と今季アメリカでの集大成となった最終戦を総括した。
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好調なショットでピンそばにつけたが、パットが決まらずスコアを伸ばせなかった。3メートル、4メートルのバーディチャンスをことごとく外し4番以降はパープレー。「勝負どころのパッティングが決められなかった。今日はグリーンがかなり速くなっていたけど、しっかり打てていたし、いつ入ってもおかしくなかったんですが、決めていくにも運が必要だったかな・・・」。
それでも充実した米ツアー挑戦元年だった。メジャーの「全米女子プロ」で3位タイ。最終日最終組も経験。32人しか出場できないこの大会の切符も手にした。そして今週は初日、2日目とトップをキープ。「焦らず確実に力をつければ、勝てると思う」と来季のツアーVも宣言した。
今週は国内ツアーの最終戦、「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」(23日~26日、宮崎県、宮崎CC)に出場する。「いいフィーリングで来ているので、勝てるように頑張りたい」。さらに自信をつけた宮里が、国内最終戦で有終の美を飾る。