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宮里藍が描く挑戦の足跡

一時は3位タイまで後退も終わって見れば単独首位をキープ!

北海道にあるニドムクラシックコースニスパコースで行なわれている、国内女子ツアー第25戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」の3日目。この日の宮里は、1番でバーディの好発進を見せ、一気に突き放すかに思えるスタートだった。

ところが続く2番でトラブル発生。3番ウッドでのセカンドショットが左に大きく曲がり、木の根元に止まってしまう。出すだけの3打目は、なんとラフのターフの上に乗るライの悪い状態に。打ってみなければ分からないような状況で、結局このホールをダブルボギーとしてしまった。予選ラウンドまでは6インチリプレースOKだった今大会。決勝ラウンドのこの日より、その特別ルールがなくなったため、ターフの上でもそのまま打つことになった宮里。苦しい展開となった。

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それでも持ち前の切り替えの良さで、続く3番でバーディを奪った。しかしその後もショットの切れが戻らず、何とかパーで凌ぐ内容が続き、9、10、13番でボギー。スコアを崩し、一時は3位タイまで後退した。

それでも我慢のプレーを続け、18番ではカラーからのチップインバーディ。結果通算4アンダーで単独首位はキープし、明日の最終日を迎える。

明日の抱負を聞かれると「気を抜かずに思い切りピンを攻めて、攻撃的なプレーをしたい」と語る宮里。1ラウンドごとに目標としている4アンダーについては「出来ると思いますよ」とあっさりとコメントし、優勝に王手をかけている。

2006年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯



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