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宮里藍が描く挑戦の足跡

緊急事態もなんのその これも米国での経験のおかげ?

久々の国内復帰戦となる宮里藍に緊急事態が発生した。今大会、宮里のキャディをする予定だった専属キャディのミック・シーボーン氏が、今朝になって体調不良と発熱のため、イギリスに緊急帰国してしまったのだ。

この日行われたプロアマ戦では急遽ハウスキャディを雇ったが、明日からのキャディは決まっていないという。この日のラウンド中は、コース図を片手に一生懸命にメモを取る姿が見られた宮里。だが、本人は「不安はないですよ」と前向きだ。

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「なんか、ツアーの最初の頃を思い出して新鮮でしたね。ミックには今後の日本ツアーでもキャディをしてもらいたいので、今回は無理することはないかなと。私にうつしてもしょうがないですし」。

米国での経験が宮里に余裕を生んでいるのだろうか?大事な試合の直前に、頼れる相棒がリタイヤしても、宮里に焦りは見えなかった。

コースに関しては、「長いパー4(2番433ヤード、11番431ヤード)をクリアできれば、ハーフで2つずつ、4アンダー位出せるかな」と話し、「攻めるところは攻める、守るところは守るとメリハリのあるゴルフが出来れば、勝てると思います」と、日本では珍しく勝利宣言まで飛び出した。

同じく勝ちたいといって勝ち取った去年の日本女子オープンを彷彿とさせる宮里。すでに気合は充分だ。

2006年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯



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