2006年 ウェンディーズ選手権 for チルドレン
期間:08/24〜08/27 場所:タータンフィールズGC(オハイオ州)
「米国ツアー参戦については全体的には85点です」と1年間の戦いを振り返る!
オハイオ州にあるタータンフィールズGCで開催されている、米国女子ツアー第20戦「ウェンディーズ選手権 for チルドレン」の最終日。13アンダー3位タイからスタートした宮里藍は、スコアを4つ伸ばし、通算17アンダーで単独4位に入った。
アウトスタートの宮里は4番、9番でバーディを奪い前半を2バーディ、ノーボギーで折り返す。後半に入ってからも好調なプレーを続け10番、12番、13番でバーディ。この日、唯一のボギーを16番で叩いたものの5バーディ、1ボギーでホールアウトし、米国ツアー参戦1年目を終えた。
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今日もショットは昨日と変わらず良かった宮里。ただし、前半多くあったチャンスでバーディパットが決まらない。優勝争いをするロレーナ・オチョア(メキシコ)やジ・ヨン・リー(韓国)らには取り残された格好となった。特に16番ではセカンドショットをグリーンオーバーし、返しも寄せきれずに悔しいボギーを喫している。
「オチョアとの差はやっぱりパッティングだと思います。彼女は決めるべきところで確実に決めていますから。米国ツアー参戦については全体的には85点です。初めはどうなるか不安もありましたが、最終日に最終組というのを4回も経験できましたし、正直ここまで出来るとは思っていませんでした。優勝には技術はもちろんですが、精神面、そして、運を呼び込まなければならないですし、米国ツアーで勝つのは本当に大変なことだと思いました。日本のツアーでは、どれだけ自分が成長できたか試したいですね」
9月からは国内ツアーに参戦する宮里。米国ツアーでの経験を生かし、一体どんなプレーを見せてくれるのか、まずは9月7日からの「日本女子プロ選手権」で、その姿が明らかになる。