2009年 全米女子オープン
期間:07/09〜07/12 場所:ソーコンバレーCC(ペンシルバニア州)
藍「シンプルに考えること」を掲げ、メジャーに挑む
海外女子メジャー「全米女子オープン」開幕を前日に控えた8日(水)、宮里藍はアウトコースの9ホールをプレーし、最終チェックを行った。ショートパットに苦しみ、最後まで伸び悩む展開となった前週。今季は好調なショットにより安定したプレーを続け、現在は賞金ランキング19位と着実に賞金を加算させているが、パットに課題を残す展開が続いているのも事実だ。会場にはコーチを務める父・優さんが駆けつけ、練習ラウンドを見守った。
パットに関して優さんは「トップからダウンスイングにかけて、ヘッドの動きが一定じゃない。毎回同じではないから、距離感がまちまちになっている」と指摘。最も信頼の置ける父親のアドバイスを受け、宮里のパッティングにどのような変化が起きるか注目したいところだ。
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当の宮里は、コース攻略に関してテクニカルな面よりも、メンタル面をポイントに挙げる。「自分にタフになりすぎるとこのコースは厳しいので、いい意味でゆるさが必要だと思いました。フェアウェイに打って、グリーンに打ってと、シンプルに考えることです」。意気込み過ぎる事もなく、落ち着いた表情で淡々とプランを掲げる宮里。開幕に向け、良い精神状態を維持できているように見える。
キャディのミックとは、優勝スコアを「5アンダー以上は行かないだろう」と予想。「やることは同じで、コースが難しいだけ。メジャーであっても、ミックと予想した優勝スコアを目指していくだけです」。明日の初日、宮里はカリー・ウェブ、パット・ハーストと同組で午前8時6分(日本時間9日午後9時6分)に1番ティからスタートする。
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