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宮里藍が描く挑戦の足跡

藍、序盤にチャージも…、後半続かず

予選落ちのピンチを切り抜け、終盤の2バーディで決勝ラウンド進出を決めたホステスプロの宮里藍。1オーバーの宮里に対し、トップは5アンダー。思いのほか差は開かず、3日目次第では優勝争いに絡む事も夢ではない。

「凄い良い集中力が出ていたし、優勝争いする為には最低5つは行きたいと思っていた」という朝の宮里。1番パー5のティショットはフェアウェイセンター、3打目で1.5mにつけてバーディを奪うと、続く2番でも第2打をピンそば1mにつけて連続バーディ。3番で3パットのボギーとしたが、序盤からドライバーの飛距離は出て、アイアンもことごとくピンに絡めた。

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6番パー3で2mを沈めてバーディとすると、8番では第2打があわやチップインイーグルのショットで60cmにつけ、前半4つ目のバーディで通算2アンダーへとスコアを伸ばした。

上位も見えてきた宮里だったが、その流れは突然止まってしまう。折り返し後の11番で1mのバーディパットを外すと、12番パー5では第2打を左に曲げると、前方に木が掛かり、3打目はフェアウェイに戻すだけ。アプローチで3.5mに寄せるもこれを決められずに、パー5で痛いボギーを叩いてしまう。

その後はパープレーで終えた宮里は、結局この日は4バーディ2ボギーの「70」。通算1アンダーの29位タイへと順位を上げたが、序盤の勢いから比べると少し物足りない結果となってしまった。

「伸ばせる内容だったので悔しいです」という宮里。「12番のボギーから流れが苦しくなって、しぶとくチャンスも作ったけど、後半は難しいラインのところが多かった」と、残念そうに振り返る。それでも、「良い感触で終わっているので、また明日頑張りたい」と、最終日も大ギャラリーの期待に応えるべく、精一杯のプレーを続ける。

2009年 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント



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