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2009年 LPGAステートファームクラシック
期間:06/04〜06/07 場所:パンサークリークCC(イリノイ州)

宮里藍が描く挑戦の足跡

藍、好調なショットを活かせず90位タイ

宮里藍の今季米国女子ツアー9戦目「LPGAステートファームクラシック」が開幕した。「前半は、アイアンの距離感がすごく良かった」と振り返る宮里は、スタートホールの1番パー5で2打目を刻み、3打目を4メートルにつけるバーディチャンス。これを沈め、幸先の良いスタートを切る。

的確にグリーンを捕らえ、次々とバーディチャンスを演出する宮里だが、この日は「グリーンの読みは合っていたけど、思ったより切れないところが多かったですね。読みすぎてしまいました」と、芝目の強いポアナ芝が混じるグリーンに苦戦。「2番から6番までは(バーディ)チャンスでした。バーディが欲しかったけど、今日は入らない日でしたね」と、ボールはことごとくカップを逸れ続ける。

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ショットが好調なことで「いつかは入るだろう」と心の余裕を持ち続けられていたが、9番パー4ではフェアウェイからの2打目がグリーン手前のマウンドで跳ね、2段グリーンの上へ20メートルオーバー。不運も重なり3パットのボギーとし、「リズムが変わってしまった」と表情を曇らす。「後半はショットのミスも含めて難しいアプローチが残ったり、少し流れが悪かった」と、15番パー4では2打目をグリーン左に外し、アプローチが3メートルオーバー。これを外してボギーとする。16番パー5で確実にバーディを奪い返すが、最終18番パー4ではティショットを左ラフ、2打目もグリーンに届かず手前のラフへ。1.5メートルのパーパットはカップに蹴られてボギーとし、最終的に2バーディ、3ボギーの「73」。全体的にスコアが伸びたこともあり、1オーバーの90位タイと出遅れる結果となった。

「今日は狙ったところに打ち切れませんでした。読みは悪くないと思うので、決断力ですね」。ショットは好調なだけに、あとはパットとの噛み合い。明日の2日目、まずは予選カットラインに照準を絞ってのプレーとなる。

2009年 LPGAステートファームクラシック



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