2大会連続予選落ちを喫してしまった宮里藍 ※画像は全英リコー女子オープン時

予期せぬショットの不調に見舞われ、「セーフウェイクラシック」初日で63位と出遅れた宮里藍。決勝ラウンドに進出するためには、とにかくスコアを伸ばすしかない。しかし、迎えた2日目もショットの曲がりに苦しめられる、厳しいラウンドとなった。

10番ティからスタートした宮里は、11番では3パット、12番では3打連続でラフに入れるなどして連続ボギー。16番でもパーオンを逃した上に2メートルのパーパットを外してボギー。前半でスコアを3つ落としてしまう。

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折り返し直後の1番でもラフに捕まり、10メートルのパーパットを外してボギー。2番では3メートルを沈めてこの日初バーディを奪うが、3番パー4ではラフとバンカーに捕まりダブルボギーとしてしまう。「パットも昨日ほどは決まらなかった」と振り返る宮里は、その後5番から1バーディ、3ボギーとスコアを落とし、結局この日は「79」。通算9オーバーの117位タイと、カットラインに遠く及ばず2大会連続の予選落ちを喫した。宮里の2大会連続予選落ちは、海外、国内を通じてプロ入り後初めてのことだ。

「先週の予選落ちから考え過ぎちゃって、引きずりすぎですね」と話す宮里の悩みの種は、「ショットが急におかしくなった。テイクバックまではスムーズにいくんですが・・・」と振り返るショットの精度だろう。また、プロ入り後初の2大会連続予選落ちに関しては「リフレッシュが必要かも。その方法はこれから考えます」と、困惑を隠せない様子だった。