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宮里藍が描く挑戦の足跡

2日間ショットが絶好調!宮里藍が逆転優勝を狙う!!

国内女子ツアー第35戦「伊藤園レディス」の2日目。初日2アンダー15位タイにつけた宮里藍が、この日スコアを5つ伸ばし、首位と1打差の4位タイに浮上してきた。初日もショットが好調だった宮里。この日は中盤に3連続バーディを奪うなど、パットの精度も戻りつつある。

3番パー5ではグリーンの左手前ギリギリに切られたカップの手前2mに3オンしバーディ。続く4番は上り6mのバーディパットを80cmオーバーすると、返しのパーパットを外し3パットのボギー。この日のミスはこの1ホールだけだった。

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中盤では、6番で1.5mを沈めてバーディ。さらに、8番2m、9番6m、さらに10番ではピン手前8mからのパットを沈め3連続バーディを奪った。そして、今日一番の見せ場は16番。5番アイアンでの2打目はピンの真横で1バウンドし、その場にピタリと止まった。この日6つ目のバーディを奪い、通算7アンダーまで伸ばしてきた。

「良いゴルフが出来ているのですが、3mぐらいの入れたいパットが入らないのが残念です。アイアンは2日間、古閑さんと同じような距離感につけていたので、2人ともよいリズムだったと思います。そういう意味でも楽しいラウンドが出来ています」。ショットが好調なのは先週から維持できているため、今の宮里はパットの精度をさらに上げることを課題としている。

「明日は雨という予報なので、寒くなれば優勝スコアは11アンダー、12アンダーくらいだと思います。気温など天気次第ですが、14アンダーまで伸ばす選手もいるかも知れませんね。明日も今日のようなゴルフがしたいです。自分の場合は最低でも5つは伸ばしていかないと優勝争いについていけませんね。これだけ混戦になって、上位の顔ぶれもすごいので、楽しいし、良い緊張感でプレー出来ています」。

最終日の宮里は最終組の1つ前で、2005年の「ワールドカップ女子ゴルフ」で共に戦い世界を制した北田瑠衣、そして同年秋には賞金女王の座を最後まで争った不動裕理と同じ組でラウンドする。今季まだ優勝のない宮里にとっては、今大会で優勝し、国内女子ツアー最終戦でメジャー第4戦となる「LPGAチャンピオンシップリコーカップ」に出場するという目標まであと僅かとなっている。

2008年 伊藤園レディスゴルフトーナメント



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