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宮里藍が描く挑戦の足跡

藍、最終戦出場へ「厳しいけど、チャンスはある」

国内女子ツアーに3試合連続で出場する宮里藍。今週の「大王製紙エリエールレディスオープン」は、プロデビューした03年にプロとして初めて予選通過を果たして初賞金を貰い、さらに翌年の04年、続く05年と大会2連覇を飾った相性の良い大会だ。

3年ぶりに同大会に戻ってきた宮里だが、今週は寒波の影響で水曜日は雪が降るまで気温が下がった。プロアマ戦が行われたこの日は、前日より風が弱まり寒さは和らいだが、それでも各選手は真冬並みの防寒対策でコースに出た。

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「寒くて、全然アイアンの距離感が合わなかったです」という宮里。「沖縄生まれですからね(苦笑)」と、寒さは人一倍苦手というが、「背中にカイロを張ったり、ジャケットをこまめに着たり、動きを多めに入れて体を暖めたり」と、必死で寒さと戦っていた。

それでも、「ドライバーの調子はいいし、集中力が上がれば大丈夫だと思います」と試合に向けては前向きだ。この試合に勝てば、次週の国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の出場権を得ることが出来る。「厳しいけどチャンスはあるし、スタートダッシュが肝心です。初日のペアリングにも恵まれているし、良いラウンドが出来ると思う」という宮里は、上田桃子大山志保という賞金女王コンビと同組で、初日を迎える。

2008年 大王製紙エリエールレディスオープン



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