2024/11/17国内男子
2008年 HSBC女子チャンピオンズ
期間:02/28〜03/02 場所:タナ・メラCC(シンガポール)
悔しさの戻った宮里「あと2日残っている!」
HSBC女子選手権2日目の宮里藍。初日を2位タイで終えた宮里は、2日目は最終組でロレーナ・オチョア、ポーラ・クリーマーと共に回る、刺激的なペアリングとなった。
序盤は初日に続いて好調をキープ。3番でピン下2mにつけてバーディを奪うと、首位のオチョアに並んだ。だが、オチョアは4番から4連続バーディを奪って一気にスパートを掛ける。宮里も負けじと9番で2.5mを沈めて女王に追いすがった。
<< 下に続く >>
「朝から落ち着いて自分のペースでプレーが出来た」という宮里に転機が訪れたのは12番。3打目でグリーンを捉えたパーパットは1.5mだったが、これを外すと続く13番でも1.5mがカップに蹴られて連続ボギー。「中盤4m位のパーパットを外してしまい、流れが悪くなった」という宮里のコメントは、カップまでの精神的な遠さを端的に表している。
その後も16番、17番と連続ボギーを叩いてしまい、結局この日は「74」。通算3アンダーの10位タイに後退した。「今日は世界ナンバーワンとの差が出てしまいました」と素直に受け止めた宮里。「ミスした後にカムバックする集中力は凄い」とオチョアの強さを実感したが、一方で持ち前の勝負魂にも火がついた。
「あと2日残っているので、悔しい思いをした分頑張りたい。ロレーナとは果てしなく離れているけれど、まだまだ上位に食い込めると思うので頑張りたい」。戦える状態に戻ってきて、ようやく闘争本能も目覚めた宮里。残り2日、あきらめない宮里に期待したい。
あなたにおすすめ
特集SPECIAL
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!