2008年 セムグループ選手権
期間:05/01〜05/04 場所:セダーリッジCC(オクラホマ州)
トップ10入りは逃すも、確かな手応えと自信を掴む!
「セムグループ選手権」もいよいよ最終日。3日間連続で吹いていた強い風はこの日はなりを潜め、ガマン比べを望んでいた宮里藍にとっては「風が無くて残念に思った」と、やや不運な状況でのスタートとなった。
しかし、「4日間を通じて、今日が一番ショットのフィーリングが良かった」という宮里は、1番パー5の3打目をピン右80センチにつけ、幸先よくバーディ発進とする。直後の3番パー3、6番パー3ではグリーンを外しボギーとするが、6番パー4でもピン上6メートルのバーディパットをねじ込み、前半をイーブンパー。前日に掲げた「トップ10」という目標に向け、まずまずの流れで後半に臨んだ。
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11番パー4、今度はピン上2.5メートルのバーディチャンスにつけると、これを沈めて通算5オーバー。トップ10圏内に入り込む。しかし、この日の鬼門はパー3だった。「欲は抑えていたつもりだったのに、出ちゃったのかな」という15番パー3。グリーン左のピンを果敢に攻めたボールは、無情にもグリーン左側に広がる池へ。痛恨のダブルボギーとし、通算7オーバー。そのまま14位タイでホールアウトした。
今季初のトップ10入りは逃したものの、「ショットの方向性も出ていたし、パットのフィーリングも良かった。自信を持ってプレーできています」と宮里。「惜しいところもイッパイあったけど、気持ちを切り替えて自分を抑え込むことができました。少しずつ状態は良くなっていますし、あと何試合かこなせば絶対に上位に行けると思います」と、力強いコメントが目立った。宮里の表情と言葉に、頼もしさが戻ってきた。
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