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2008年 ギントリビュート
期間:05/29〜06/01 場所:リバータウンCC(サウスカロライナ)

宮里藍が描く挑戦の足跡

昨年のリベンジへ、静かに闘志を燃やす

昨年大会では、最終日に「82」の大叩きをしてしまった「ギントリビュート」。「今年だったら、同じプレーをしても冷静に分析できる」という宮里は、あれから1年が経ち、不調からの建て直しも着実に進んでいる。先週は試合を休み、月曜から3日間は完全休養。コース入りした今週は、火曜日に上田桃子と共に練習ラウンドを行った。

ショット・パットともに好調という宮里は、水曜日はプロアマのウェイティングに入った為に練習のみ。練習場では、ショットをビデオカメラで撮影して自分で確認し、「意外に良かった」という。これまでは自身のフィーリングのみに注意し、メカニカルな部分には目をつむっていたが、客観的に見る余裕も出てきたようだ。

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パッティングに関しては、「フェースの向きに注意して練習した」という。今日の時点では、グリーンは軟らかく止まりやすい為、週末はパッティング勝負となることが予想される。スコアを伸ばすには、シビアなパッティングが要求されるだけに、調整に余念はない。

開幕を前にした宮里は、いつも通り自分のプレーに集中する姿勢を見せている。調子が上がりつつある今、余計に結果への欲が出てきて、スイングに乱れを生じさせてしまうことがある。だからこそ、自分の気持ちを抑えて、いつも以上にマイペースを心掛けて戦うことが大切で、本人もそれを十分に理解している。

2008年 ギントリビュート



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