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宮里藍が描く挑戦の足跡

好調の宮里「考えなくてもショットがまとまる!」

先週開催された「全米女子オープン」では、決勝ラウンドでスコアを伸ばせなかった宮里藍が、今週は「P&Gビューティ NWアーカンソークラシック」に出場。数試合ショット、パットともに好感触を掴んでいるが、大会初日にその調子の良さが現れ、首位と3打差の暫定3位タイにつけた。

スタートの1番でピン下1.5mからのバーディパットを沈めた宮里は、その後はパーセーブを繰り返した。7番で3打目のアプローチをピン下1mにつけ2つ目のバーディ。続く8番で2.5mのパーパットを残すピンチを迎えたが、これを沈めガッツポーズ。その気合いが9番にもつながり、ピン上6mの難しいパットを決め前半を3アンダーで終えた。

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後半に入っても快進撃は続く。11番パー3でティショットをピン上2.5mにつけると、13番まで3ホール連続で下りのパットを決め3連続バーディ。17番パー3で、ピン左10メートルに1オンしたが、3パットしてしまいこの日唯一のボギーを叩いてしまった。5アンダーは首位と3打差の暫定3位タイとなっている。

「良いリズムで1打1 打を感じながらラウンドできました。ショットだけでなく、パットも危なげなく楽しむことが出来た。今日の満足度は85%です」。自分のゴルフにシビアな宮里が80点以上をつけた。「今は、いろんなことを考えなくてもコントロールが出来ている」。雷雲のためにスタートが予定より5時間も遅れたが、今の宮里には何も影響がなさそう。2日目もスタート時間が遅くなりそうだが、集中力を高めることでスコアアップを狙う。

2008年 P&G ビューティ NW アーカンソークラシック



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