2008年 ステートファームクラシック
期間:07/17〜07/20 場所:パンサークリークCC(イリノイ州)
藍、「スコアを伸ばしたい気持ちが強すぎた」
イリノイ州にあるパンサークリークCCで行われている「ステートファームクラシック」2日目。天候に恵まれ、風もほとんどない絶好のコンディションとなり、各選手スコアの伸ばしあいとなった。
この日はインスタートの宮里。出だしの10番、11番と3mほどのバーディチャンスをものに出来ず、前半はスコアカード通りのプレーを続ける。最初にスコアが動いたのは16番パー5。花道左のラフから目の前のバンカー越えを狙ったロブショットをショートしてバンカーに入れ、ボギーとしてしまう。
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一つスコアを落として折り返した後半は、1番パー5でピン奥から13mの下りのフックラインを沈めてバーディ奪取。3番で右下カラーから、パターで1mに寄せるも、パーパットがカップに蹴られてボギーとしたが、続く4番で1.5mを沈めてバーディを取り返した。
結局この日は2バーディ2ボギーの「72」とスコアを伸ばせず通算5アンダーのまま。順位は前日の10位タイから、38位タイへと大きく下げてしまった。
「今日は我慢のゴルフで、パッティングが今一つ決まってくれなかった。それで流れを作れなかった。長いバーディパットも決まってくれたけど、流れを掴んでいるようで掴んでいなかった。もうひとつだった」と、悔しそうな宮里。
今大会のカットラインは、パー72の大会ではLPGAツアー記録に並ぶ3アンダーというハイスコア。「スコアを伸ばしたい気持ちが強すぎたのかもしれない」と、パットの不調を自身の欲の強さと関連付けた。
それでも、予選を通過して決勝ラウンドへと戦いは続く。「まだバーディを沢山取るチャンスは残っている。1打1打に集中していきたい。良い終わり方ができるようにしたい」と、明日以降の巻き返しを誓った。