2007年 セーフウェイインターナショナル
期間:03/22〜03/25 場所:スーパースティションマウンテンG&CC(アリゾナ州)
スコア伸ばせず5割の出来!宮里らしさを取り戻せるか!?
第2ラウンドもサスペンデットとなったセーフウェイインターナショナル。大会3日目の朝、残りの第2ラウンドが行われた。その結果、宮里藍はカットラインギリギリの3オーバー、57位タイで第3ラウンドに進出した。
大会3日目の今日はようやくアリゾナらしい青空が広がった。そんな空を思わせるようなスカイブルーのウェアで登場した宮里は、朝から入念にスイングチェック。アイアンの距離感が合わずに思うようなプレーが出来なかった昨日のラウンド・・・今日のラウンドでの復調に期待したい。
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しかし今日も、いまひとつ「宮里らしさ」が見られない。スタートから7ホール連続パーで迎えた後、やはり距離感が合わずスコアを落とす場面が見られる。さらに5番では、セカンドショットを引っ掛けボールはブッシュの中へ・・・難しいライからの4打目はピンに寄らず2パット。このホール、ダブルボギーとしてしまう。
そんなショットに関する本人のコメントも今週はやや歯切れが悪い。「昨日よりは良いフィーリングだし、ショットもつかまってきている。だけど出来としては5割くらいかな。振った感覚はいいんですけど、ボールがつかまらなくて・・・ショットの矯正はしてるんですけど、原因がわからずにズルズルしてる感じなんです。」
と、ここアメリカツアーに参戦以来の珍しい「ショットの不調」に彼女自身が驚いているようにさえ見えた。ただ要所要所でバーディも奪い、昨日よりもだいぶ調子を取り戻している兆しも見える。
最終ホールは昨日に続き「明日につながる」バーディフィニッシュ!笑顔が思いっきりはじけたと同時に、思わず両手を挙げて喜んだ。結局4バーディ、2ボギー、1ダブルボギーでトータル3オーバー、49位タイで3日目の競技を終了した。
ただ明日の最終日、悩んでばかりはいられない。「明日はスコアよりも、内容重視で行きたい。アイアンの精度が上がれば・・・と思っています」と、来週のメジャー第一戦「ナビスコチャンピオンシップ」を控え、実践で調子を取り戻さなければという思いが、彼女の顔をキュッと引き締めた。