先週はツアー出場を見合わせ、休養とトレーニングに当てた宮里藍。最近短く切った髪をさらに短くするなど、精神的にもリフレッシュして2週間ぶりの大会に挑む。

今週のLPGAツアー第11戦「LPGAコーニングクラシック」は、ニューヨーク近郊のコーニングCCで開催される。このコースは宮里にとって初めてのコースとなるが、6,062ヤードと距離が短く、「フラットですごく日本的」。正確なショットを活かせば大きなチャンスがあるはずだ。

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火曜日からコース入りした宮里は、「もう準備は出来ているし、初めてのコースなんだけど、大体把握しましました」と、落ち着いた様子。フラットなコースと傾斜のきついグリーンを攻略するために、「今週は組み立てが重要」と指摘した。

また、今週からパッティング練習にメトロノームを取り入れた。ポーラ・クリーマーや東尾理子など、他のツアープレーヤー達の間でも流行している練習法だが、「入らないときはストロークが早くなってしまうので、心地いいスピードを体に覚えこませたい」と、宮里も早速試している。

今週はロレーナ・オチョアなど、上位選手の欠場も目立つが、「他の選手は関係ないですね」と宮里。「新鮮な気持ちで1打1打丁寧にやっていけば、おのずといい流れが来ると思います」と、自信に満ちたコメントを残している。