米国チャンピオンズツアーの第15戦「全米シニアオープン」が、ワシントン州のサハリーCCで開幕。ブルース・ヴォーンが4アンダーで単独首位に立っている。

尾崎直道が、この大舞台で粘りを見せている。序盤、3番でバーディを決めた後、5番でボギーを叩いて前半はイーブンで折り返し。後半は12番でボギーを叩いた後すぐに13番でバーディをマーク。続いて16番でこの日3つ目のバーディをマークして1アンダー。そのままホールアウトし、4位タイと好位置で初日を終えているが、首位との差は3打と小さくはないため、これ以上は離されたくないところだ。なお、ベルンハルト・ランガー(ドイツ)、トム・レーマン、マーク・カルカベッキア、マイケル・アレンといった優勝候補も同じく4位タイ。明日も身の引き締まる戦いが続く。

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首位に立ったのはヴォーン。2つのボギーを叩きながらも、厳しいコース設定を乗り越え6バーディを奪ったのは見事。初日から2位に2打差をつける好スタートで、メジャータイトルへ向け大きな一歩を踏み出している。

2アンダー、2位タイには優勝候補の一角ローレン・ロバーツに、アマチュアのティム・ジャクソン。アマチュアも参加してNo.1を決める今大会ならではのリーダーズボードの顔ぶれで、大きな盛り上がりを見せている。今季絶好調のフレッド・カプルスはトム・ワトソンらと並びイーブンバー、9位タイ。日本からもう一人参戦している渡辺司は5オーバー、55位タイ。前回覇者のフレッド・ファンクは6オーバー、68位タイと出遅れている。