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松村がツアー通算3勝目 松山は1打差2位で終戦

◇国内男子◇中日クラウンズ 最終日◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)◇6,545ヤード(パー70)

首位に2打差の単独2位からスタートした松村道央が6バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの「67」で回り、通算2アンダーで逆転勝利を飾った。2010年の「カシオワールドオープン」以来となるツアー通算3勝目。3シーズンぶりとなるタイトルを、国内屈指の難コース・和合で飾った。

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最後まで追いすがったのは、3打差を追って最終組の1つ前からスタートした松山英樹。松村に2打差で迎えた最終18番、奥から8メートルのバーディトライをねじ込み、1打差に肉薄してホールアウト。松村がパーで終えてプレーオフへの望みは断たれ、通算1アンダーの単独2位で終えている。

1アンダー単独首位からスタートした片山晋呉はボギーが先行する展開となり、終盤17番(パー3)のダブルボギーで終戦。スティーブン・コンラン(オーストラリア)と並び通算2オーバーの3位タイに終わり、5シーズンぶりの勝利を逃す結果に終わった。

松村道央 2週連続優勝は阻止したかった>

背中にいたスーパールーキーの存在は十分に感じていた。松山が最終18番でバーディパットを沈め、1打差に迫られたのが分かったのは17番のグリーン上。「パーパットを待っている時に大歓声が聞こえたので『松山かな』と意識した」。そして迎えた最終ホール。残り126ヤード、左サイドのセミラフからの松村の第2打はフライヤー気味に飛び出し、グリーンの奥へこぼれた。

勢いづく21歳とのプレーオフは避けたい。「落としどころも考えない。自分のフィーリングだけを信じた」というサンドウェッジでのアプローチは下り傾斜をゆっくりと転がり、ピンそば80センチに。「(松山の)2週連続優勝は阻止したいという気持ちがみんなあったと思う。絶対に自分が優勝するんだと考えた」。最高難度の72ホールを戦い抜き、頂上へ。それでも「とても楽しめなかった。苦しかった」と言うのが勝者の本音だった。

年間2勝を挙げた2010年以来となる勝利の喜びは、これまでとは別物でもあった。一昨年末に入籍してからは初めての勝利。「やっぱり独身の時の優勝とは違う。嫁に早く1勝を見せたかった」と胸をなで下ろし、シーズン序盤戦でのスタートダッシュに手ごたえをつかんだ。

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2013年 中日クラウンズ



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