体調もゴルフの状態も万全とは言えない横峯さくらだが、コースとの相性は決して悪くはない

10日（金）に開幕する国内女子ツアー「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」に出場する横峯さくらは、前日に行われたプロアマ戦に出場。18ホールをラウンドし、初日に向けた最後の調整を行った。

先週の「meijiカップ」では初日から体調不良を訴え、初日から首位争いに加われずに22位タイで終了。今週も「体調は悪くはないけど、ちょっと咳（せき）が出ています。風邪まではいってないけど、そのちょっと手前だと思います」と、決して万全とはいえない体調のまま軽井沢に乗り込むことになった。

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ゴルフの状態においても「悪くはないかな、と思います」と、どこか言葉を濁した表現に終始。それでも、今大会は横峯にとって心強いデータもある。08年が単独3位、10年が8位タイ、昨年は最終日・最終組を回っての3位タイ。「コースとの相性は悪くないと思う」と横峯も自認している通り、優勝をつかむチャンスに何度も巡り合ってきた舞台でもある。「グリーンを外した時に、いかに（パーを）拾えるかだと思う」と、攻略へのポイントを掲げていた。

現在は、ロンドンオリンピック開催の真っ最中。女子の卓球団体、女子サッカーのなでしこジャパンの躍進など、今大会は女子の活躍が目立つこともあるのか「今年はけっこう（テレビで）見ています」と横峯。「なでしこジャパン、格好良かったですね」と、この時ばかりは笑顔をはじかせていた。