不調が続いていたティショットも精度を取り戻し、37位タイに浮上した横峯さくら

「日本女子オープン」初日を終え、6オーバーの47位タイと出遅れた横峯さくら。カットライン（60位タイ）が背後に迫る中でのスタートとなる中、2バーディ、6ボギーの「74」でホールアウト。スコアは落としたものの、全体的にオーバーパーが乱舞する展開の中で徐々に順位を上げてゆき、通算10オーバーの37位タイに浮上して決勝ラウンドに駒を進めた。

「とりあえず予選を通れて、まずはひと安心です」と安堵の表情を浮かべ、正直な気持ちを口にする横峯。「昨日よりはショットが良くなりました」と右への曲がりを矯正し、安定感が増したことでボギーの減少に繋げた。

首位とは9打差と大きく水を開けられたが、特に今年のメジャーは何が起きるか予測できないセッティング。「最後まで分からないので頑張りたい。ティショットをフェアウェイに運ぶことと、もっとガマンすること」を上位浮上へのポイントに掲げ、遠く離れた首位の背中を追う。（愛知県東郷町／塚田達也）