横峯さくらは「もう少し（スコアを）縮めることができたと思う」と消化不良のラウンドに

「ニトリレディス」初日、横峯さくらは1バーディ、2ボギーの1オーバー42位タイでホールアウト。昨日、今日の雨により全体的に地面が軟らかく、ティショットではランで飛距離を稼げず、セカンド以降もショットの距離感に苦しむ。「バーディが1つしか獲れていない。ショートアイアンがうまくいかなかった」と、やや出遅れる滑り出しとなった。

序盤は、最近の課題に挙げているパットに勢いを削がれた。スタートホールの10番（パー5）では3打目をピン奥2mに寄せるものの、これを外してパー発進。さらに続く11番（パー3）でもピン右1.5mのバーディチャンスを外し、「自分の思ったところに打てていたので仕方がないかな。読みとスピードが合っていなかった」と悔しさを滲ませた。

14番（パー5）で3.5mを沈めてバーディを先行させるが、直後の15番ではフェアウェイからの2打目が「少しダフった」とグリーン手前にショートし、斜面を転がり落ちて池へ。ここをボギーとすると、18番では1.2mを外してボギー。アウトの後半はスコアカード通りの数字が並び、最後まで流れを掴みきれないラウンドに。「もう少し（スコアを）縮めることができたと思う」と、消化不良の内容に肩を落とした。（北海道苫小牧市／塚田達也）