ショット、パットともに安定性に欠けた横峯さくらは14位タイ発進

「富士通レディース」初日は早朝まで残った雨の影響により、グリーンが柔らかく止まりやすいコンディションに。「ラフも長くはないし、バーディ合戦とは思っていた」という横峯さくらは、スタートホールの1番パー4で3メートルのバーディパットを確実に沈め、好スコアを予感させる滑り出しを見せる。

4番でも7メートルを沈めてバーディを奪い、「けっこう長いパットが入ってくれた」とパットに助けられる部分も目立った。だが、逆に「短いのが入らなかった」と全体的には不満顔。その後は多くのバーディチャンスを逃す展開となり、最終的に4バーディ、1ボギーの「69」。予想通りのバーディ合戦に遅れをとり、首位に4打差の3アンダー、14位タイにとどまった。

この日は「31」パット。数字からはグリーン上で苦戦した様子が伝わってくるが、「パット自体は思ったところに打てている」と深刻な様子は見受けられない。それよりも「ドライバーが思ったところに打てていない。調整をして、明日から頑張りたい」と、ティショットの精度を課題に挙げていた。まずはショットの復調が、バーディ量産へのポイントになりそうだ。