前半はバーディ合戦に付いていった横峯さくらだが・・・

「ニトリレディスゴルフトーナメント」初日、横峯さくらは10時6分に1番ティからスタートを切った。前日にはコースの難しさを口にし、優勝スコアも「2ケタには行かないと思う」と予想していた横峯。だが、反して繰り広げられたバーディ合戦にやや乗り遅れる滑り出しとなった。

スタートホールをバーディ発進とし、8番、9番とバーディ。さらに折り返し直後の10番でもバーディを奪い、怒涛の3連続バーディで一時は首位争いを演じる。だが、15番でボギーを叩くと、最終18番ではグリーン奥からのアプローチを2メートルショート。これを外してボギーフィニッシュとし、「ガマンができなかった」と表情を曇らせた。

最終的に、4バーディ、2ボギーの「70」。首位と5打差の2アンダー、15位タイで初日を終えた。予想外のスコアの伸ばし合いに「ビックリ。出てますねえ」と声のトーンを上げる横峯。優勝予想スコアも「（2ケタは）行きますね・・・」と修正を強いられていた。

その上で、「私自身も、もったいなくて2アンダーだったので、もう少し行けるかな、と思います。調子自体は悪くないので、明日は頑張りたいです」と、上位浮上に向けた意気込みを示していた。