2024/11/05優勝セッティング

竹田麗央のウェッジに“穴” 米ツアー出場権をつかんだクラブセッティング

◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 最終日(3日)◇瀬田GC 北コース (滋賀)◇6616yd(パー72)◇晴れ(観衆5376人) 米ツアーを兼ねた大会でシーズン8勝目を手にした竹田麗央のクラブのうち2本には穴が開いている。PWとロフト角50度のウェッジ。どちらもバックフェースのソールに近い部分に2つずつ、1cmに満たない大きさでくりぬかれた跡があるのだ。 この細工を施したのはプロ2年目の昨季の半ば。「あの2本は思った飛距離が出ていなかった。キャリーで4、5yd(さらに)欲しかった」という悩みを、ロフトを少し立て、シャフト長を伸ばすことで解消。契約する住友ゴム工業(ダンロップ)の...
2024/11/05トゥルーテンパー特集

初V弾みにバージョンアップ中 阿部未悠のシャフト考

、ドライバーがそこまでだから、今の(ツアーの)コースセッティングだと、ちょうどUTなのか6Iなのか、ぐらいの距離が残ります。そこで自信を持って打てないとスコアを出すことも厳しいという話をずっとしていたし、自分も…
2024/11/01三菱ケミカル特集

大里桃子の復活Vを決定づけた変化とこだわり

セッティングは、ドライバー、3W、5Wとすべて「ディアマナWS」の60g台フレックスSを使用。冗談交じりの言葉の裏に絶対の信頼がうかがえる。 シーズンオフには後継モデルもテスト 三菱からはすでに後継モデルの
2024/10/31ツアーギアトレンド

渋野日向子最新14本 何じゃこりゃ!新パターのネックに赤い“唐辛子マーク”

◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 事前情報(30日)◇瀬田GC 北コース (滋賀)◇6616yd(パー72) 3週ぶりの復帰戦に挑む渋野日向子。練習日にグリーン上で握っていたパターを見ると、約1カ月前に戻していた「シグマ2 アンサー」ではなく、それによく似たインサート違いのプロトタイプだった。「ヘッド長やヘッド幅もシグマ2とほぼ一緒。インサートに溝のないモデルで表面はツルツルしています。(シグマ2に比べると)しっかり目の打感に感じるはず」とは、ピンのツアー担当者。 渋野日向子のグリーン上での希望や悩みをヒアリングし、「見た目は同じでより転がりのいいモデル」とインサート違いの...
2024/10/28GDOEYE

あれやこれやのZOZO6年間 日本唯一のPGAツアーを振り返る

まで配置した。 未曾有の混乱期に懸命に抗った日々は、その年の「マスターズ」を制した松山英樹の凱旋優勝に昇華する。 世界基準と言えるコースセッティング、スタンドやホスピタリティテントの規模の違いは
2024/10/28ツアーギアトレンド

初速84m/sを叩き出す“トリプルダイヤS” ミンウ・リーの14本

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉)◇7079yd(パー70) ドライバーショットのボール初速は「190mph(≒84m/s)は出るよ」というミンウ・リー(オーストラリア)。300ydを優に超える飛距離を武器にツアーを戦う。 驚くべきスピードを叩き出すドライバーは、キャロウェイの2023年モデル「パラダイム トリプルダイヤモンドS」。ツアーバージョンの小ぶりなヘッドで、日本では数量限定で発売された。現代のドライバーとしては慣性モーメントが小さく、ヘッドを積極的に動かしていくリーのスイングにマッチしているようだ。 本人も「かなり気に入っているドライ...
2024/10/25PGAツアーオリジナル

「より高弾道で止める球を」 久常涼の個性的なセッティング

◇日米ツアー共催◇ZOZOチャンピオンシップ 事前情報◇アコーディア・ゴルフ習志野CC(千葉)◇7079yd(パー70) PGAツアールーキーの久常涼は母国開催の「ZOZO選手権」に出場。岡山県出身の22歳はこれまで同大会に3度出場し、2021年は52位、22年は12位、23年は6位と年々成績を上げている。 2023年の「レース・トゥ・ドバイ」ランキングによりPGAツアーのツアーカードを獲得し、これまでPGAツアーで出場24大会で予選通過14回。トップ25入り6回、トップ10入り1回(2024年「ウィンダム選手権」での3位)を記録。PGAツアーにおけるパーオン率は堂々の21位、フェアウェイキー...