2003/10/15米国男子

米国男子ツアー、瀬戸際の面々

◇今週の「クライスラークラシック・オブ・グリーンズボロ」を含む残り3試合で「ツアー選手権」へのチケット30枚が決まる。 28位(+77,428):レティーフ・グーセン(グリーンズボロ参戦) 29位(+75,397):ショーン・ミキール 30位(1,742,095ドル):フレッド・カプルス 31位(-16,525):K.J.チョイ(グリーンズボロ参戦) 32位(-17,439):ロコ・メディエイト(グリーンズボロ参戦) 33位(-70,921):ボブ・エステス 34位(-141,713)フィル・ミケルソン ◇一方、死活問題である来季のシード権を巡る「125位」内の戦いは・・・。 122位(+4,...
2003/10/08米国男子

PGAツアー「ラスベガスインビテーショナル」プレビュー

昨年までの大会スポンサー、「インベンシス」が降りてしまったことから、今季は冠スポンサー抜きで開催となった「ラスベガスインビテーショナル」。賞金総額も昨年の500万ドルから400万ドルに下がってしまった。今後スポンサーが見つからない場合は、来季の開催は危うい。 今季最後になるかもしれない90ホールの戦いは水曜日からスタートする。しかし練習場に選手の姿が比較的少ない。理由はラスベガスだから...。 スティーブ・フレッシュ 「練習ラウンドが終わったらすぐに街に出ちゃうね。最高のエンターテイメントがあるんだから。」 グレン・デイ 「昨日ちょっとブラックジャックをやったんだけど負けたよ。今日も早く練習を...
2004/02/18米国男子

PGAツアー「ニッサン・オープン」プレビュー

ディフェンディング・チャンピオンはマイク・ウィア。昨年、ウィアはこの「ニッサン・オープン」優勝で、1968年のジョージ・ニューソン以来となる、カナダ人プレーヤーとしてシーズン2勝という記録をマークした。そのマイク・ウィアをはじめ、参戦選手には先週の「ビュイック・インビテーショナル」での10位タイに終わった、世界ナンバー1のタイガー・ウッズ。1998年、1999年は2位に終わっている。 まさかの予選落ちで12試合連続トップ10入りを断ち切ってしまった世界ナンバー2のビジェイ・シンも参戦。過去4度「ニッサン・オープン」には参戦しているビジェイだが、2000年の18位タイが最高順位。世界ナンバー10...
2002/02/13米国男子

PGAツアー「ニッサン・オープン」プレビュー

先週の「ビュイック招待」開催コースのトーリーパインズCC同様、今週の「ニッサン・オープン」の開催コース、リビエラCCも2008年の「全米オープン」開催コースとして名乗りを上げている。それだけに、今週の大会での「評価」にゴルフ界は注目。 このリビエラCCが最後にメジャーを開催したのは、1995年の「全米プロ選手権」。昨年の「ニッサン・オープン」が6人によるプレイオフ(優勝はロバート・アレンビー)と白熱した試合だっただけに、リビエラCCが2008年候補として有利と目されているが...。すべては今週の「出来映え」にかかっている様子。 参戦予定選手:マーク・カルカベッキア、ジョン・デーリー、デビッド・...
2002/04/25米国男子

PGAツアー「グレーター・グリーンズボロ」プレビュー

も19歳の時にこの「グレーター・グリーンズボロ」に参戦し、パーマーと回って予選通過している。この親子参戦はPGAで5組目。(過去の4組=ニクラス親子、フロイド親子、プレーヤー親子、ストックトン親子
2002/04/27米国男子

PGAツアー「グレーター・グリーンズボロ」初日

ディフェンディング・チャンピオンのスコット・ホークを欠いた形で始まった今年の「グレーター・グリーンズボロ」。注目の親子の、ジェイ・ハースは午前スタートで(69)と好調な出だし。しかしそんな自分の好スコアより、午後からはギャラリーとして、今回スポンサー招待で「親子出場」を果たしたアマチュア(大学2年)の息子ビルの様子を心配そうに眺めていた。そんな父の心配をよそに息子は13番でバーディ。初日を(74)で終えている。 首位はバックナインの13番から5連続バーディと猛チャージをかけたマーク・カルカベッキア。2位のポール・スタンコウスキーもバックナインで6つのバーディを奪ったが、1歩及ばず。 マーク・カ...
2002/06/07米国男子

米国男子ツアー「ビュイック・クラシック」初日

タイガー・ウッズを除く世界ランキング上位9名が参戦している「ビュイック・クラシック」。ついに来週に迫った全米オープン開催コースのベスページに程近いことと、コースコンディションなどが似ていることから、メジャーへの最終調整地として選ばれている。 世界ランキング2位のフィル・ミケルソンは序盤4ホールで2アンダーと快調な出だしだったが、5番パー5でグリーン脇のラフからのチッピングをミスしバンカーへ。1メートルのパーパットがカップに嫌われボギー。その後、8番でもチップショットで痛いミス。かなりショートしてボギーと、5番から4ホールで3ボギーでズルズルと後退してしまう。 9バーディ2ボギーで唯一64をマー...
2002/05/27米国男子

米国男子ツアー「メモリアル」最終日

過去4年間ではじめて最終日のリーダーボードにタイガー・ウッズの名前がない。タイガーは優勝争いからは遠いグループ中盤でプレー。しかしタイガー抜きでも最終日はかなりの見ごたえのあるものだった。 3日目までの首位、ボブ・ツエーは短いパーパットを外すなど、最後まで調子をつかめず優勝争いから脱落。代わってハリソン・フレーザー、ビジェイ・シン、デビッド・デュバル、ジム・フューリックらが代わる代わる主役を務める忙しい日となった。その中、フューリックは15番でバンカーからの3打目を直接カップインしイーグルを決めるなど、後半に入ってから爆発力を見せつけ、2位以下に2打差をつけ14アンダーで優勝をさらった。 ◇試...
2002/08/08米国男子

米国男子ツアー「ビュイック・オープン」プレビュー

タイガーを含む世界ランキング・トップ10のうち5名が参戦している今年の「ビュイック・オープン」。多くが来週の「全米プロ選手権」への最終調整として考えているようだ。ドナルド・ロスの弟子、ジェームズ・ギルモア・ハリソン設計のウォーウィックヒルズGCは伝統的なフェアウェイの両サイドを樹々が囲むレイアウト。ロースコアの出しやすいこのコースは昨年、ケニー・ペリーが25アンダーというスコアで優勝している。 クリス・ディマルコ 「ロングヒッターに適したコースで、ペリーは飛ばし屋だからね。彼は昨年の最終日に16番パー5で、4番だか6番アイアンでグリーンオンして2パットでのバーディを決めてた。その飛ばせる距離が...
2002/08/01米国男子

米国男子ツアー「ジ・インターナショナル」プレビュー

通常のストロークプレーでのアンダーパーを競う試合と違った計算式で争われるジ・インターナショナル。ポイントが高い方が優勝できるという仕組みに戸惑いつつも、いつもと違う雰囲気を新鮮に感じる選手が多いといわれる。イーグルには5点、バーディには2点、パーは0点、ボギーは-1点、ダブルボギー以上は-3点というポイントになっている。このポイントを競いながら、コロラド州で最も美しいとされるキャッスルパインズで世界ランキング上位10名中の6人を含む強豪たちが戦う。 参戦選手の世界ランキング筆頭は2位のフィル・ミケルソン。この大会で唯一2勝を挙げている選手だ。 フィル・ミケルソン 「この大会が大好きなんです。と...
2004/05/27米国男子

PGAツアー「FedExセントジュード・クラシック」プレビュー

昨年のディフェンディング・チャンピオン、デビッド・トムズは今週の参戦選手の中で、ランクトップ(世界ランキング16位)。 デビッド・トムズ 「考えないようにしているけど、プレッシャーがあるね。僕は明暗どちらも経験しているからね。連覇を狙うはずが予選落ちしたり、連覇を達成できたり。やはり連覇に関しては難しいよ」 ランク上はデビッド・トムズだが、人気では上を行くのが開催コースの近所に住むジョン・デーリー。 ジョン・デーリー 「地元だけになんだかプレッシャーがあるね。でもここでは良い結果も出せてきているから、前向きには考えているよ。ただここのグリーンには苦戦させられてるんだ」 歴史のある大会だけに、選...
2003/10/22米国男子

PGAツアー「フナイクラシック・アット・ウォルト・ディズニー」プレビュー

ホスト役のタイガーには、バイロン・ネルソンが打ち立てた113回連続予選突破という記録に並ぶ期待がかかる。今週は、相棒でキャディのスティーブ・ウィリアムスにニュージーランドで趣味のカーレースに出場できるように休暇を与えた。代わってタイガーのキャディを勤めるのは長年の友人ブライアン・ベル。前回ブライアンがキャディを勤めた1998年の「ビュイック招待」でタイガーは優勝しているだけに、スティーブでなくてもネルソン卿の記録に並ぶチャレンジは心配なさそうだ。 タイガーの狙う数字は113だが、シーズンも残すところ数週間ともなると、選手達の頭に浮かぶ数字は125と30。 レティーフ・グーセン(現在28位) 「...
2004/05/06米国男子

PGAツアー「ワコビア選手権」タイガー記者会見

-世界ナンバー1の座を失ったら落胆されますか? タイガー・ウッズ 「落胆しますが、それは僕が優勝できていないということに落胆するんです。99年から毎年優勝を重ねてきたので、ランキングはそれについてきただけ。ですからランキング1位を誰かに奪われるということは、いままでに比べて優勝回数が減ったということですし、また勝ちたいと思っている試合に勝てていないということですからね。いままでは毎年メジャーで勝ってきていました。またWGCでも勝ってきていましたからね」 -ビジェイ・シンについては? タイガー・ウッズ 「彼の実力と才能には充分な賛美を誰もが送るべきだとおもうよ。彼は努力によって、素晴らしいプレー...
2004/04/21米国男子

米国男子ツアー「シェル・ヒューストンオープン」プレビュー

今週テキサス州ヒューストンのレッドストーンGCで開催の「シェル・ヒューストンオープン」。注目はやはり昨年劇的な復活優勝を遂げたフレッド・カプルス。1990年と1998年にもトップ5入りしている相性の良い大会だ。今年で11回目の「シェル・ヒューストン」参戦となるジョン・デーリーは、過去10回の参戦で6回予選を突破。ベストは94年と03年の7位タイ。そのデーリーと新旧「飛ばし屋対決」を繰り広げているハンク・キーニーも3回目の参戦。2003年には2位タイという好成績を残している。2002年、「シェル・ヒューストンオープン」が最後にTPCアット・ウッドランズで開催された時に優勝を飾ったビジェイ・シン。...