2011/03/10石川遼に迫る

今季3戦目の石川遼「ウズウズしてます」

今季のWGC(世界ゴルフ選手権)第2戦「WGC キャデラック選手権」は10日(木)から13日(日)までフロリダ州のドラールゴルフリゾート&スパで行われる。石川遼は開幕前日の9日(水)、当地で最終調整を行った。 この日の石川は晴天の下でインの9ホールで練習ラウンド。ドライバーショットと、50~60ヤードのサンドウェッジでのショットの精度を中心に感触を確かめた。 米国PGAツアー開催コースを代表する、同リゾート内の「ブルーモンスター」は池が絡むホールが多いこと、粘着質で深いラフ、そして強風が特徴。大会初出場となる石川は「このところ毎日風が違う」と警戒を強め「状況によってパーを取りに行くかどうかの、...
2009/04/22石川遼に迫る

国内2戦目へ挑む遼「見て、感じて、練習に活かしたい」

マスターズから帰国後、すぐに国内ツアー開幕戦の「東建ホームメイトカップ」に出場した石川遼は、疲れも見せずに第2戦の「つるやオープン」に出場する。昨年に引き続いて2度目の挑戦となる今大会、石川は「アップダウンのあるコースなので、打ち上げ、打ち下ろしの距離感に注意したい」と、課題を示した。 「例えば14番のティは、平らなようで実は打ち上げている。錯覚して目線が変わってしまう」と、無意識にアドレスの姿勢が変わってしまうことも、このコースでは落とし穴になりかねない。昨年は、このホールでティショットを右に曲げ、隣の11番のラフまで打ち込んでダブルボギーにした苦い経験を持つ石川。「去年の今頃は、あんな方ま...
2001/07/27米国男子

J.L ルイスが2年ぶりツアー2勝目に向け首位スタート

米国男子ツアー「ジョンディア クラシック」がイリノイ州のTPCディーアランで開幕した。今週は全英オープンの翌週ということもあり、ランキング上位選手の欠場が目立つ。そして、日本人選手も参加していない。 初日首位に立ったのは、7アンダーをマークしたJ.L ルイスとA.マクラーディの2人。ルイスにとってこの大会は記念すべきツアー初優勝を上げた大会だ。1984年にプロ入りしたルイスは15年後の1999年のこの大会でようやく優勝することができた。今シーズンのルイスは予選ラウンドで上位に入ることはあるが、最終的にトップ10入りがなく、現在の賞金ランキングは84位に付けている。 首位の2人から1打差6アンダ...
2009/04/30さくらにおまかせ

連戦でも好調維持!今季2勝目を目指す横峯さくら

今季国内ツアーで5試合を戦って優勝一回、残りの4試合でも6位以下に落ちたことがないという安定した成績を誇る横峯さくら。スタッツを見ても、平均ストロークは2位に0.7打差をつけ、70.8でダントツ首位。平均パット数は4位、パーセーブ率は2位、パーオン率は9位、平均バーディ数は1位、そして昨年は24位と低迷したリカバリー率の1位という数字が光る。 オフの練習の成果が数字に現れ、横峯のゴルフも変わりつつある。「(グリーンに)載せられたら一番いいけど、外してもパーが拾えるかなっていう感じはある」と、グリーン回りでの余裕が増え、ショットに対するプレッシャーが下がったことで、結果的にショットの精度にも好影...
2009/03/04宮里藍が描く挑戦の足跡

3戦目に挑む宮里藍「フィーリングを大事にしたい」

米国女子ツアー第3戦「HSBC女子チャンピオンズ」に臨む宮里藍。開幕戦は5位タイと好スタートを切ったものの、続く第2戦はグリーン周りでの取りこぼしが響いて22位タイと、本人の手応えとは裏腹に思うような結果を残せなかった。米国本土へ入る前に、今の調子の良さをなんとか結果に繋げたいところだ。 開催地となるシンガポールは、高温多湿で暑さとの戦いにもなるが、沖縄出身の宮里にとって暑さはむしろ歓迎すべき要素。体も動きやすくなり、思い切ったプレーが期待できそうだ。 昨年は初日に首位と1打差の2位タイ発進をしたものの、2日以降はずるずるとスコアを落とし、優勝争いには絡めなかった。それでも、最終日には約2年ぶ...
2012/11/21石川遼に迫る

石川遼、今季2勝目へ「勝つことしか考えない」

プロ初年度の2008年からの戦績は13位、2位、8位、11位。高知県のKochi黒潮カントリークラブで開催される「カシオワールドオープン」は石川遼が戦う国内ツアーの中でも好相性を持ったトーナメントだ。 2週前の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で2年ぶりの復活優勝を飾った石川は前週、宮崎で「ダンロップフェニックス」に出場。4日間を通じてショット、パットの噛み合わせが悪く、22位タイ。それでも今週は「(10月の)マイナビABCチャンピオンシップが終わった段階で『残りの試合のうち勝てる可能性が高いのはVISA、カシオ』と思っていた。そのひとつが来た」と意気込んでいる。 「フェアウェイも広いし、グ...
2007/02/22さくらにおまかせ

今季2試合目に挑む横峯さくらの表情は・・・

2年連続での出場となる「フィールズオープンin Hawaii」。昨年は日本人選手最高順位の11位タイに食い込んだ横峯さくらは、今年その順位を上回る成績を狙う。大会前日のプロアマは、主催となるフィールズの社長、今ハワイでもっとも注目される16歳のタッド・フジカワ、さらに普段は自分のキャディバッグを担いでくれる父・良郎氏、そしてもう1名のアマチュアを加えた5人でのラウンドとなった。 写真の横峯は、決して撮影用に作った笑顔ではない。和気藹々とした雰囲気で笑いの耐えないラウンドとなったが、そのチームスコアは脅威の17アンダー。全ショットベストボールを採用するスクランブル方式で行われたが、1イーグル、1...
2022/04/25米国女子

畑岡奈紗が今季初V 5打差圧倒で米ツアー6勝目

◇米国女子◇DIOインプラントLAオープン 最終日(24日)◇ウィルシャーCC (カリフォルニア州)◇6447yd(パー71) 畑岡奈紗が通算15アンダーで、今季初優勝を飾った。昨年9月「ウォルマート NW アーカンソー選手権」以来となる勝利で、岡本綾子(17勝)、宮里藍(9勝)に次ぐ3位となっている米ツアー勝利数を6に伸ばした。 4打差の単独首位から出て序盤5ホールで3バーディと攻め手を緩めず、3つ伸ばしてハーフターン。後半15番(パー5)でも複雑なラインのロングパットを沈めてイーグルを奪うなど、「67」で後続を寄せ付けなかった。 ハンナ・グリーン(オーストラリア)が5打差の通算10アンダー...
2009/05/17国内女子

41歳の斉藤裕子が5年ぶりのツアー2勝目!

福岡県にあるセンチュリーゴルフ倶楽部で開催されている国内女子ツアー第9戦「ヴァーナルレディス」の最終日、朝から雨が降るあいにくの天気となり、その雨が激しくなった9時55分に競技は一時中断。しかし、水捌けの良いコースに助けられ、17分後の10時12分にすぐに競技は再開された。 通算7アンダーの単独首位からスタートした斉藤裕子を、1打差で不動裕理、さらに1打差で横峯さくらが追いかける展開。序盤の2番、3番で連続バーディを奪った横峯が、2番をボギーとした斉藤に僅か2ホールで追いついた。直後に中断となったが、この雨が結果的に横峯の勢いを削いでしまう。再開後の4番で50cmを外して3パットのボギーとする...
2015/07/21国内男子

2年目の福島開催 松山英樹が今季国内ツアー初参戦

国内男子ツアー「ダンロップ・スリクソン福島オープンゴルフトーナメント」が23日(木)から4日間、福島県のグランディ那須白河で開催される。2011年の東日本大震災後に初めて東北で開かれる男子ツアー競技として産声を上げた前年に続き、2度目の開催となる。 第1回大会を制したのは小平智。今季は未勝利ながら出場全7試合で決勝ラウンドに進み、2度のトップ10フィニッシュ。40位以内を外さない安定したプレーを続けており、注目度も高まった中でディフェンディング大会へ臨む。 おそらく最も多くのギャラリーを引き連れることになるのは、前年11月に優勝した「ダンロップフェニックス」以来の国内ツアー参戦となる松山英樹だ...
1998/09/11日本女子プロゴルフ選手権コニカ杯

2日目は李五順リード。2打差に服部道子

スコアが伸びない。森口祐子は77と大きく崩れ、首位に立ったのは2アンダープレーの李五順。1オーバとした服部道子が2位に踏みとどまっている。福嶋晃子はまだスパートがかけられず1オーバープレーだったが順位は8位タイ。 韓国の李五順は4バーディ、2ホギー。「日本のトーナメントでトップに立ったのは初めてです。今日いいからといって、明日もいいとは限りませんけど、一生懸命やります」 26歳からゴルフを始めたという遅咲き。29歳でプロテスト合格。「日本は経費がすごくかかるんで、帰ろうかと何度も考えました。今年になってからようやくプレーが楽しくなってきました」 「OBが余計でした」というのは服部道子。OB入り...
2006/11/07米国女子

C.キムの2連覇なるか!?P.クリーマーからも目が離せない

米国女子ツアー第28戦「ザ・ミッチェルカンパニー トーナメントofチャンピオンズ」が、11月9日(木)から11月12日(日)までの4日間、アリゾナ州にあるロバートトレントジョーンズで開催される。 昨年の大会では、最終日に2位タイからスタートしたクリスティナ・キムがスコアを伸ばし、通算15アンダーで優勝を飾っている。キムは先週「ミズノクラック」にも出場し元気な笑顔を日本のファンに見せてくれた。果たして今年2連覇なるか!? 今年もポーラ・クリーマーを筆頭に、クリスティ・カーやソフィ・グスタフソンといった実力者が数多く出場。誰が勝利を収めても、おかしくない状況だ。 残り2戦となった米国女子ツアーで、...
2006/09/04米国女子

女王アニカが逆転で米国女子ツアー今季3勝目を達成!

イリノイ州にあるザ・レールGCで開催されている、米国女子ツアー第21戦「ステートファームクラシック」の最終日。女王アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が、通算19アンダーで鮮やかな逆転勝利を飾った。 9位タイからスタートしたアニカが、凄まじい追い上げを見せた。1番から3番にかけて3連続バーディを奪うと、その後も3度連続バーディを奪取。最終的には10バーディ、ノーボギーでホールアウトし、他選手を圧倒しての貫禄勝ち。 通算17アンダーの単独2位には、スコアを5つ伸ばしたクリスティ・カーが入り、通算16アンダーの3位タイに、マリア・ヨース(スウェーデン)と李宣和、I.M.チュンの韓国勢が続いた。...
2006/08/14米国女子

8打差を大逆転!クリスティ・カーが今季2勝目を達成!

カナダにあるLondon Hunt&CCで行なわれている、米国女子ツアー第18戦「CNカナディアン女子オープン」の最終日。通算12アンダーでクリスティ・カーが逆転優勝を飾った。 5アンダー5位タイからスタートしたカーは、7番から9番にかけて3連続バーディを奪うなど合計7つのバーディを奪取。しかもノーボギーという抜群の安定感を見せ、1打差で後続を振り切った。 2位に4打差の13アンダー単独首位でスタートしたアンジェラ・スタンフォードは、最終日に2つスコアを落とし通算11アンダーで単独2位。通算10アンダーの単独3位には、スコアを4つ伸ばしてきたパット・ハーストが入っている。 注目選手では、大会2...
2005/06/06米国女子

女王アニカが貫禄を見せて早くも今季5勝目!

ニュージャージー州、シービューマリオットリゾート&スパで行われている、米国女子ツアー第13戦「ショップライトLPGAクラシック」の最終日。通算17アンダーで2位に4打差を付けて勝利を挙げたのが女王アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)だ。 最終日はまさに貫禄を見せつけたプレーだった。この日のアニカは常に安定したゴルフを続け、まったく危なげなかった。スコアも「64」と、一気に7つ伸ばした爆発力は見事というほかない。 また、前日にアニカと並んで首位に立ったジュリ・インクスターだったが、最終日は3つスコアを上げるのが精一杯。通算13アンダーで単独2位と勝利には、あと一歩届かなかった。さらに、前日に首位...