1997/11/07国内女子

外国勢に並んで森口祐子が首位タイ

今週も実力の米LPGA勢が参加。慣れない日本のコースとはいえ、ズラリと上位に顔をそろえている。やはり底力があるんですね。 そんな中で森口祐子が33-34の67。首位に立っている。かろうじて日本の面目を保っているという感じ。1打差の5位にもまたズラリとカタカナ名前がならんでいる中で、井上陽子が一人ポツンと混じっている。 明日はどちらも、外国勢2人と一緒のラウンド。日本の中のアメリカみたいで、なんか寂しいですね。 森口祐子は6バーディ、1ボギー。「今年のゴルフの中でいちばんいいゴルフでした。2番3番4番とバンカーに入れたけど、その後のパッティングが気持ちよく芯でとらえて打てて、そこから勢いに乗れま...
1997/10/31国内女子

初日、米国が圧勝。7.5対1.5!

日米チームの団体対抗戦、ニチレイインターナショナル。それぞれ2人ずつ組んでベストボールで競い、勝てば1ポイント、分ければ0.5ポイントという試合。しかし初日は9戦中なんと米国が7戦を制した。日本で勝ったのは福嶋晃子・原田香里の組だけ。また村口史子・塩谷育代組がかろうじて引き分け。 「1番ホールからイケイケでした。ミスもあったけれど、どっちかがカバーしてバーディ。噛み合わせがすごくよかった」と福嶋晃子。「私がパーの役目でしょう。私がきっちりグリーンに乗せる。するとアッコちゃんがセカンドを狙っていく。自分がそのときにやるべきことが、きっちりできました」と原田香里。 なるほど、原田と福嶋が合体すると...
1998/09/25国内女子

初日は具玉姫が来た!

好天候に恵まれた初日、首位はまだまだ賞金女王争いの有力候補の1人具玉姫だった。奪ったバーディは7ホール。しかし15番ホールのダボが痛かった。それでも4アンダー68。 福嶋晃子もようやく始動した。5バーディ、2ボギーの69。今日はティショットにすべてドライバーを使ったとかで「楽しいゴルフでした」という。福嶋は去年にもそんな試合があった。やはりドライバーをガンガン飛ばしてうっぷんばらし。戦略うんぬんは別にして、ときどきこうしたガス抜きがしたくなるものらしい。 具玉姫、福嶋晃子と役者がそろったわけだが、こういう展開になるとなぜかもう一人、服部道子が出て来ない。初日5オーバーの出だしでは2年連続優勝が...
1999/05/06国内女子

首位米山。パクセリも好スタート!

初日を悪天候で迎えたグンゼワールドレディース。雷雨で一時中断もあったがなんとか初日ラウンドを全員ホールアウトすることができた。トップは実力新人米山みどり、3アンダーで単独トップに立った。 2位には河野かおり、秋山琴美。パク・セリも期待にこたえて同じく2アンダー。これも注目の若手・不動裕理は1アンダーグループ。4日間の長丁場だけにまだまだ予断は許さないが、内容のある4日間になりそうな予感がある。昨年の優勝者L.ノイマンは出だし6オーバー88位と出遅れた。先週好調だった村口史子も81を叩いてしまった。 「中断の雨でグリーンがよく止まるようになってくれたのが良かった」と首位の米山みどり。「明日にプレ...
1999/04/30国内女子

小野香子、大金寿子が初日をリード

五月晴れのゴルフシーズンに突入してのツアー4戦、カトキチクイーンズ。いきなり新人・新鋭が飛び出したこれまでの序盤3戦と違い、今週は実力中堅どころが顔をそろえた。 初日をリードしたのは小野香子。昨年ついに1勝をかざって自信をつけている27歳。これから2勝3勝を目指して気合が入っている。もう一人、大金寿子は勝ち星こそないものの、このところ堅実に力をつけている初シードの35歳。OLから転向し、27歳でプロを目指したという変わり種。久保、坂東、井上などの同期にあたるが、ちょっと仲間から遅れてしまった形だ。 1打差の3位グループには村口史子。村口も今年は1戦、3戦と健闘、調子をあげてきている。過去4勝は...
1999/04/23国内女子

またも若手が初日をリード!

約1カ月のブランクをおいて始まった女子ツアー。男子のキリンと呼応したかのように韓国の韓煕圓がノーボギーのラウンドで初日をリードした。大学を休学して昨年プロ入りし、日本ツアーでも初登場でいきなりシードを確保した逸材だ。「今日は満足です。パターがけっこう入ってくれたしショットも良くなってきました」 この1カ月は韓国に帰っていた。サンダス女子オープン、韓国女子オープンなどに出場。日本には日曜に戻ってきたばかりだ。「今年こそ早く1勝したいです。明日も今日と同じように3か4つ伸ばして、ボギーを叩かないようにしたいです」 1カ月前に初優勝したばかりの平尾名芳子が、今週もまた好調だ。4バーディ、2ボギー。「...
2000/06/02国内女子

ん? 不動裕理がいきなりトップ

7年ぶりにスプリングフィールドGCに戻ったリゾートトラストレディス。初日はここ2週ほどおとなしかった不動裕理が6アンダー単独首位。後続に3打の差をつけての独走状態を作った。まだ初日だが、今季2勝目を狙う。安井純子・肥後かおり・平瀬真由美にアマチュアの佐藤 丹美ら9人もの選手が団子状態でひしめきあっている。 6バーディ、ノーボギーとした不動裕理。「今日はピタッとつきました。後半はほとんど4~5メートルのパットだったんですけど、ラインが難しかったですね」 先生にアドバイスをもらってゆっくりとスウィングするようになったのが、いい結果を生んだ。おかげでブレが少なくなり最近5ヤードほど飛距離が伸びている...
2000/05/19国内女子

まず初日は三橋里衣がリード。

今年は長年の春日井CCから中京GCに場所を移しての開催となる中日テレビ・ブリヂストンレディス。新しい舞台だけにコース相性など予測の出来ない中、初日首位に来たのは4アンダー三橋里衣。ぴったりとくっついているのはの2位の肥後かおり。2打差3位には、安井純子・塩谷育代・松尾恵らベテランを含め総勢6人が控えた。イーブンパーとした不動裕理は9位タイ。 インスタートの三橋里衣は出だしをいきなりバーディ。4バーディ、ボギーなしと好調な滑り出しとした。この試合はウェイティングから繰り上げ出場。「今日はリズムとテンポが良かったです。パッパッパッとプレーをするようにして黙々と進んで行ったら結果が良かった。」 ラッ...
2000/05/12国内女子

69の藤井かすみ首位。東尾好調2位スタート。

福岡センチュリーゴルフ倶楽部にて行われた、新設大会ヴァーナルカップRKBレディース。初日はたった一人60台でホールアウトした藤井かすみ。2アンダー2位に不動裕理・高村亜紀・元載淑・東尾理子。イーブンパー6位には肥後かおり・平瀬真由美・岡本綾子ら8人が並んでいる。 インからスタートした藤井かすみは14番でボギーが先行、17番ショートホールではセカンドショットを外してダブルボギーと出だしはいまいちだったが、ダボのあと18番を見事に立てなおし上段2メートルのパットを沈めてバーディとした。後半は1番からの4連続のバーディを決めて6バーディ、1ボギー、1ダブルボギーとした。 藤井かすみは「ここ数試合はこ...
1999/09/17国内女子

服部ら6人がならんで大激戦

三重県で行われている雪印レディス東海クラシック。初日から混戦の模様を呈している。首位に並んだのはなんと6人。服部道子・城戸富貴・坂上晴美・前田真希・曽秀鳳・アマチュアの大山志保、ベテランからアマチュアまでが5アンダー67をマークしている。ひとつ飛んで3アンダー7位には村口史子・塩谷育代ら8人のグループ。 6アンダー、1ボギーとした服部道子。昨日は雨だったおかげで「グリーンが止まるのでピンをデッドに狙っていこうと思っていました」 止まりさえすれば大きなミスにはつながらない。このコースにはいいイメージがあるという。昨日までまるでダメだったショットが、狙っているうちに良くなってきた「最後はイメージ通...
1999/09/09国内女子

夏女・中野晶が初日リード

いよいよ始まった日本女子プロ。初日ハナを取ったのは中野晶。69をマークしての単独首位とした。続く2アンダー2位には、ベテラン塩谷育代・中堅大場美智恵・新人村田理恵と入り乱れている。つい先週に初優勝した米山みどりは1アンダー5位。昨年優勝の服部道子は4オーバー49位のスタートと出遅れ気味。 トップの中野晶、今日の内容は7バーディ、2ボギー、1ダブルボギー。「考えて打ってもラフに入ることはあるし、今日は思いきり振ろうという気持ちでプレーしました」 インコースで11番から13番までの3ホール連続バーディを決め、15、16番も続けてバーディ。17番をダブルボギーにはしたもののパターがよく決まりスコアに...
1999/09/24国内女子

山崎千佳代首位。服部が1打差2位に

初日飛び出したのは山崎千佳代。インコースで32と稼いだ。1打差に山田かよ、そして服部道子。毎週々々元気な坂上晴美もまたまた好位置で頑張っている。 山崎千佳代は1番2番と連続ボギーの出だしだった。「でもリズムを崩さずにすみました。コースマネージメントなんてことではなく、ただ気をつけたのはアドレスだけ。よくピンに付いてくれましたね」 6番7番は2メートル、10番は5メートルだったが14番は2メートル、16番1.5メートル、18番1メートル。距離も短かったが、うまくピン手前に乗った。結局6バーディ、2ボギー。 服部道子は昨年のこの試合、予選落ちしている。だから1番でいきなりのボギーはイヤな感じだった...
1998/11/20国内女子

まず山崎千佳代。坂東、井上も好スタート!

残すはこの試合を含めて2つ。ラストスパートのかかったエリエールだが、初日は山崎千佳代が6アンダーと好ダッシュを見せた。2位グループには若手の坂東貴代、そして井上陽子。服部道子、福嶋晃子はちょっと様子見の雰囲気だ。 山崎千佳代は2ボギー、7バーディ。「今日はパターに尽きます。パッティングはパーフェクトでした」 ちょっと悩んでいた。ここ数カ月でパターを3回換えた。「グリップをゆるく持ってスムーズなパッティングを心がけた。ヘッドの重みを感じながら、肩でストロークするように、思い切って打ち方を変えてみました」 坂東貴代はアウトで4バーディ。インでは2ボギーを叩いたが17番では60ヤードをダイレクトに入...
1999/07/09国内女子

黄玉珍、曽秀鳳の台湾勢が初日首位

北海道で行われた東洋水産レディス。初日にリードを決めたのは台湾勢。黄玉珍・曽秀鳳が2アンダー首位タイに並んだ。その後を1打差の中野 晶・木村敏美ら4人が追いかけている。 韓国選手が活躍しているのは男子ツアーだが、女子ツアーでは台湾選手が活躍している。 「難しかった。風が強いだけでなく、コース全体を回っているようだった」とは曽秀鳳。アゲインストの風のホールではすべてパンチショットにした。台湾と違って地面の硬くない日本のコースは転がらない。距離カンに苦しんだが、結局4バーディ2ボギーで70をマーク。明日は「とにかく高いボールは打たない。自分の調子を崩さないようにプレーするだけ」 風に強いといわれる...
1999/06/11国内女子

肥後かおり、単独トップ

今年はジャパンメモリアルGCで行われているサントリーレディスオープン。初日好スタートを切ったのは、7アンダートップの肥後かおり。後を追う2打差に久保樹乃・韓熙圓・シンソーラがいる。 7バーディ、ボギーなしで65をマークした肥後かおりはパターは「大分感じがよくなった」1番の8メートル、17番の12メートルとロングパットも次々沈めた。しかし疲れからかショットは全然当たらない。そこで「先生に電話でもらったアドバイスだけ気をつけてプレーしました」それが良い結果につながったのかもしれない。 高村の活躍(先週のリゾートトラスト初日65)を見てキャディに「私も65を出したらパンダの枕を買ってあげる」約束をし...
2001/06/22国内女子

村井真由美が首位。2位には米山みどりが連勝を狙う。

初日トップに立ったのはショットが好調の村井真由美。7バーディ、2ボギーで5アンダー、2位に2打差をつけて飛び出した。 「今日はショットがつきましたし、パターがひと転がりで入った、という感じです。ディボットにも入りかけて入らなかったとか、ツイてましたね。これだけバーディが出ると気持ちいいですね。久しぶりですもんね。」 そして、2打差の単独2位には、先週アピタ・サークルK・サンクスレディスで優勝した米山みどりが続いている。連続ボギーからスタートした米山だが、その後はバーディを重ね終盤4ホールでは3バーディでのフィニッシュとなり3アンダーまで伸ばした。 「前半、フェアウェイからのショットがフライ...
2001/06/01国内女子

中島千尋好調。首位はベテラン城戸富貴

初日はベテラン城戸富貴が67をマークして、2位に2打差をつけ単独トップに立った。追いかけるのは、3アンダー中島千尋・村井真由美の2人。ディフェンディングのチャンピオンの不動裕理は今週米国で行われる全米女子オープンに出場のため欠場している。 城戸富貴はボギーなしの5バーディ。効率よくスコアを稼いだ。「パターがよかった。先週もらったパターです。ショートパットが嫌いだったんですけど、安心して打てるというか・・」 面倒見のいい高又順に「ウー・スン」で打ちなさいとアドバイスされた。冗談のような話だが「ウースン」のテンポで打つと不思議に決まる。「ほんと、ウースン効果です」 今週も中島千尋が好調。ボギー2...
2000/11/03国内女子

首位はLPGA。米山みどりが3位で追走

米LPGA公式戦の初日。予想通りソフィー・グスタフソン、レイチェル・ヘザリントンがそれぞれアウト、インで4連続バーディと底力を見せて6アンダー首位。日本選手では若い米山みどりが5アンダーの3位に食い込んだ。藤井かすみ、高又順、昨年のチャンピオン、マリア・ヨースなどが4アンダー5位グループ。 グスタフソンは15番から4連続でバーディを決めた。「ショートアイアンとパットのコンビネーションが良かった。14番以降のホールは練習ラウンドもしていないのに、4ホールもバーディ。たまたまとは思いますけど」 同じスウェーデンのアニカ・ソレンスタムの欠場で勝利の確率もグーンとアップしたはずだ。 「自分のプレー...
2000/10/27国内女子

初日は2勝4敗。うーん・・

歴史ある日米対抗戦。去年までのニチレイインターナショナルが今年は名称も一新し、シスコワールドレディースチャレンジとなった。15連敗中の日本としてはなんかと一矢を報いたいところだが、必勝を期した福嶋晃子・安井純子の先鋒組が敗退。不動裕理・曽秀鳳組がかろうじて勝ちを上げ、米山みどり・高村亜紀組が圧勝。他はちょっと冴えない戦いになってしまった。 これで2勝4敗。明日次第ではまだまだ巻き返し可能な数字ではあるのだが・・。明日2日目は安井/藤野vsカー/アイバーソン、 肥後/小林vsケーン/朴セリ、 福嶋/藤井vsグスタフソン/A.ソレンスタム、 中野/具玉姫vsコーク/N.スクラントン、 不動/曽秀...
2000/10/20国内女子

大金、中野がトーナメントをリード

曇り空の中行われた長崎開催の紀文クラシック。3アンダーでトップスタートを切ったのは大金寿子と中野晶。1打差の3位グループには今季6勝の不動裕理を筆頭に安井純子、武田久子ら実力選手10人がひしめき合っている。1アンダー13位には先週の富士通レディースを制した大場美智恵など、ここにも10人が並び、初日から大混戦の模様となっている。 3番ホールをトリプルボギーとしながらも、6つのバーディに恵まれて首位スタートとした中野晶。グリーン左奥がOBゾーンの3番では「打ちなおしたのも左で、痛い目にあいました」 逃げ道のあるようで無いのがこのコース。「今日は綱渡りの連続のような感じで、精神的に疲れました」 ...