2009/10/27ギアニュース

Hモノコックボディーが改良され新登場

ツアー4勝の実績を誇る、あの"Hモノコックボディー構造"がモデルチェンジで新登場!イオンスポーツは10月20日から、"460cm3クラスで最高レベルのボールのつかまり"を謳った『ZEDO Hモノコックボディードライバー』(1本8万4000円)を発売した。 前作は女子ツアー選手が使用して4勝するなど、性能の高さを実証してみせたモデル。今回から『ZEDO(ゼド)』という新ブランドで新たな出発を遂げた。開発コンセプトのベースになるのは、「Hモノコックボディー構造」で、新作はそれに改良を加えたもの。 「Hモノコックボディー構造」は、インパクト時のボディー(ヘッド)の無駄な変形を抑制し、インパクトエネル...
2009/11/08ギアニュース

ナイキ クラブ開発秘話 第1話「VRシリーズ」タイガーの要望に応える

ナイキがゴルフに参入して2010年で10年目を迎えるが、2つのブランドを軸にクラブ開発もますます本格派してきた。そこで今回は、アメリカ、テキサス州にあるフォートワースでクラブ開発を行っている川口洋氏にインタビューし、開発の経緯を聞いてみた。3回にわたり、「VRシリーズ」、「SQシリーズ」、「METHODパター」の開発秘話をお届けする。 第1話は「VRシリーズ」。昨年「VRシリーズ」で3種類のアイアンを発表したわけだが、プロラインの充実を図ろうと今年はドライバーを発表。今までナイキは「SQシリーズ」1つのブランドで、プロ、アマチュア両方のニーズに応えようとしていたが、どっちつかずになる可能性があ...
2009/10/30ギアニュース

本間パターがGヨーロッパで最優秀賞

先頃開催された「ゴルフヨーロッパ見本市」(9月27~29日、ドイツ、ミュンヘン)にて、本間ゴルフの『パーフェクトスイッチパター』がゴルフクラブ部門で最優秀賞を受賞した。 「GOLF EUROPE PRODUCT AWARDS 2009」がそれで、機能性、デザイン性、画期性、使いやすさを基準に、クラブ、アクセサリー、ウエアなど部門ごとに授与するもの。同社によると、「シーンに合わせ最適なヘッドに交換できる点が評価された」―。 『パーフェクトスイッチパター』(5万2500円)は今年5月に投入。ゴルフ場によって異なるグリーンやその日のフィーリングに合わせてヘッド後部が脱着可能となっているのが特徴。形状...
2009/10/13ギアニュース

アイアン全番手の顔「テーラーメイド R9アイアン」

自分の好みに合わせてヘッドの角度を変えられるドライバーで、一躍注目を浴びた「R9」のアイアンモデルが登場した。アイアンでは、「R9ドライバー」みたくヘッドとシャフトを抜いて調整することはできないが、番手ごとにヘッドが設計されているため、求められる役割を十分に発揮する工夫がなされている。 操作性、飛距離、そしてやさしさと、各性能をバランスよく両立させたアイアンの全番手の顔をフォトギャラリー形式で公開。ツアープロも納得のいくアイアンだということが実感できるだろう。...
2009/01/20ギアニュース

TPミルズが日本市場へ再上陸

本格派のパターを製造販売する米TPミルズ社は先頃、ゴルフ専門商社のジーンズパシフィックと日本を含むアジア市場におけるライセンス契約を交わした。これによりTPミルズは、6年ぶりの日本上陸を果たす。 発売は3月で、専門店及び専門量販チェーンを中心に訴求する方針だ。同社の創業は60年代初頭で、米アラバマ州タスカルーサの自宅ガレージでTPミルズ氏がパターづくりを始めたのが発祥。ピンを創業したカーステン・ソルハイム氏とまったく同じ経歴だ。「創業以来、世界ツアーで40勝以上をあげたブランドで、歴代のアメリカ大統領や政府高官、有名人らに愛用されてきました。初代のモデルは1964年だから、アメリカでも長寿ブ...
2009/01/20ギアニュース

伝統と機能美で選べるロイコレ

ロイヤルコレクションから、伝統のディープバック形状を採用した『BBD'S 104T』ドライバー(2009年2月発売、8万8200円~)とシャローバックで機能美を追及した『BBD'S 104F』ドライバー(1月発売、8万4000円)がデビューする。 このニューモデルは、『BBD』の4代目で、ドライバーでは初めて2機種同時のラインアップになった。『104T』は、同社独自のフォルムを継承。構えやすさ、力強さ、見た目の安定感を追及したモデルだ。上級者が満足する操作性と機能性を搭載。特に飛距離面では、先進素材「VLチタン」とカップフェースの採用がボール初速を上げるという。シャフトは...
2009/01/20ギアニュース

ルコック、カッターバック展示会

デサントは1月6日、都内オフィスにて09年秋冬『ルコックゴルフ』、『カッター&バック』、『クレージュスポーツフューチャーゴルフライン』の発表会を開催した。同社はファッション化が進む潮流の中で機能性を重視して、ゴルフブームの安定を促進する基幹ブランドとして展開していく構えだ。 発表会では08年秋冬の販売結果と09年秋冬の計画を発表。内容は下記の通り。 『ルコックゴルフ』:08年秋冬実績110%(昨年同期比)→09年秋冬計画105%(08年比) 『カッター&バック』:08年秋冬実績85%(昨対)→09秋冬計画108%(08年比) 『クレージュスポーツフューチャーゴルフライン』:09年春夏から市場...
2009/01/20ギアニュース

USPGAトッププロとメーカーとの最新契約状況

2008年プレーヤー・オブ・ザ・イヤーに輝いたパドレイグ・ハリントンは、フットジョイと複数年契約を結んだことを発表した。ハリントンが履く新しいシナジー・モデルは、タビリティー・フォームやシリコン・ヒール・ゾーンといった画期的な構造が特徴で、スイングの際、フットワークを安定させるシューズだ。 PGAツアー8勝のスチュアート・アップルビーは、キャロウェイゴルフと複数年契約を交わし、クラブ、ボール、バッグ、帽子を使用する。アップルビーは、フィル・ミケルソン、アーニー・エルス、アーノルド・パーマー、ジョニー・ミラー、アニカ・ソレンスタムといったキャロウェイスタッフの仲間入りを果たした。 クリーブラ...
2009/01/13ギアニュース

マグレガージャパン、平山常務が社長へ

マグレガーゴルフジャパン(MGJ)は昨年末、同社の株式を100%保有する米マグレガーゴルフカンパニーとマネジメント・バイアウト(MBO)について合意した。日本側の経営陣が親会社からMGJの全株式を買い取ったもので、1月からの新体制は田中誠社長が相談役、平山勝常務が社長に就任した。 MGJは同時に、マグレガーゴルフアジア(香港)の全株式も取得したため、これまで日本サイドがカバーしていた日本、韓国に加え、中国、香港、台湾、タイ、シンガポール、インドなど、商圏はアジア全域に拡大する。 米マグレガー社は03年、サントリーが保有していたMGJ株の75%を買い戻して完全子会社としていたが、07年には米...
2009/01/13ギアニュース

谷原・矢野のパター限定発売

横浜ゴムは09年1月31日、プロギアを通じて「Silver-Blade03CS」のプロ仕様(34インチのみ)を発売する。同モデルのプロパー商品は今年9月の限定数量で発売して以来、同プロらの活躍により販売も好調で市場では品薄状態が続いた商品だ。 既に発売されたパターとの違いは、クラブ重量が516g→502g、バランスがD2.5→D5.0、グリップ重量が72g→58gなど主に軽量化が図られている。外見の違いは、細身のプロ専用グリップが装着されことに加え、ヘッドカバーにも「YOKOHAMA」のロゴを入れてブランド戦略全体を表現したデザインを採用している。 同シリーズのパターは、大型アルミフェース...
2009/01/13ギアニュース

カタナの飛距離をアスリートにも

カタナゴルフは2009年1月20日より、『SWORD SNIPER X(スウォード・スナイパー・エックス)』ドライバーを発売する。ラインアップは、『ロイヤルスタンダードモデル』と『ブラックウィナーズモデル』で、価格はそれぞれ10万2900円と11万3400円。 『スナイパーX』は、08年に販売した『スウォードiZU MAX』ドライバーを進化させたもの。同社独自の「ヘッド全体のたわみで飛ばす」というジェットインパルスヘッドに改良を加え、さらに極薄リング構造を強化したという。 具体的には、ヘッドの周辺重量の軽減。ヘッド体積460cm3の大型サイズだと、ヘッド重量を軽くするのが難しい。しかし同社...
2009/01/13ギアニュース

オリムピック、シャフト市場参入

釣具大手のオリムピック(本社大阪府、西野正人社長)は3月、ゴルフ用シャフトの製造販売で市場へ参入する。手始めにパター用シャフトを投入して、その後ウエッジ用、ウッド用などにつなげる構え。 流通チャネルは修理やリシャフト技術に長けている全国のゴルフ工房が中心になりそうで、物量が期待できるクラブメーカーへのOEM供給は当初、積極的には働きかけない予定。地道な流通戦略でアフターマーケットへ訴求していく。 同社の設立は01年3月。釣具の製造メーカーとしてスタートし、現在では疑似餌を使うルアー用の釣竿で業界最大規模に成長しているという。和歌山県に約4000坪の自社工場も所有しており、西野社長は参入の理由...
2009/01/27ギアニュース

初速最速でシリーズ最大の飛び!

つるやは3月初旬、最大のデュアルインパクト効果で飛距離を伸ばすという『アクセルデュアルインパクトZ-HM-ドライバー』(価格:8万4000円)を発売する。 「アクセル デュアルインパクト」は、ボールとヘッドの動きを同調させることで、通常ヘッドで見られる微振動によるパワーロスを防ぎ、飛距離アップを可能にするというデザインコンセプト。新しく開発した同モデルは、ヘッドの大型化に伴う投影面積の拡大と、バックウエイト部(パワーメタル)の増量により、デュアルインパクト効果を最大(従来モデル比25%アップ)とし、より大きな飛距離アップを実現するというもの。 ヘッドに軽比重で加工性に優れる「Ti 811」...
2009/01/27ギアニュース

女性企画の『JPX EL』

ミズノは2月13日、女性の意見を存分に取り入れた『JPX EL』シリーズのドライバー(7万8750円)、FW(3万9900円)、アイアン(6本組13万4400円)を発売する。 このシリーズは、06年から同社内に発足した女性社員から構成されるレディースプロジェクトの意見が満載の商品。女性の目線に立ち楽しみながらプレーできる機能とデザイン性を具現化したものだ。 ドライバーの特徴は、高慣性モーメントと低重心で芯を外してもヘッドがブレにくくボール初速が落ちにくい。重量や長さも女性がスイングしやすい設計を採用して、飛距離に悩む女性ゴルファーをサポートするという。 基本的には、同シリーズは男性向け『...
2009/02/12ギアニュース

マーク金井「09年米国PGAショー」潜入リポート!第4話 これでスコアアップ間違いなし!?最新の練習器具に迫る

世界最大のゴルフ用品見本市であるPGAマーチャンダイジングショー。ゴルフメーカーの巨大ブースなブースに負けず劣らず、バイヤーの注目を浴びているのが練習器具がズラッと並んだブースだ。会場内は迷わないようにそれぞれのブロックに番地が記されているが、会場のほぼ中央部分、2000~2400番地あたりにところ狭しと練習器具メーカーが自社製品をアピールしている。練習器具をジャンル分けすると2つあり、ひとつはスコアに直結するパッティング。もうひとつはスイング作りに役立つものだ。 パッティングについてはコンピュータを駆使した大がかりなものがあるかと思えば、手軽に扱える器具も多い。例えば、赤色レーザーを使った...
2009/02/10ギアニュース

テーラーメイド R9 ドライバー、海外から画像を入手!

先日、米国カリフォルニア州カールズバッドにあるテーラーメイド本社にて、新製品「r9、r9 TPドライバー」の情報を入手した。日本ではまだ未発表のモデルだが、米国男子ツアー「ボブホープ・クライスラークラシック」では、優勝者のパット・ペレスを含め13名が使用。さらに欧州ツアー「ドバイデザートクラシック」では28名が使用していたなど、海外選手の間では注目を集めているドライバーのひとつだ。 今回「r9 ドライバー」の最大の特徴は、ヘッドとシャフトを取り外すことで、ロフト角、フェース角、ライ角を調整することができ、8つのタイプから自分にあったものが選べる。これにより幅広い層のゴルファーを獲得するのが狙...
2009/02/10ギアニュース

マーク金井「09年米国PGAショー」潜入リポート!第3話 セルフプレーの協力な助っ人!最新の距離測定器&GPSナビ

PGAマーチャンダイジングショーに初お目見えのクラブがところ狭しと並んでいるわけではない。しかし、会場は世界最大のゴルフ用品見本市。現場に直接足を運べば、ゴルフ業界のアップトレンドを肌で感じ取れる。例えば、前回(2007年)に参加した時に注目を集めたのがシミュレーションゴルフ。大きなスクリーンにめがけてショットを打てば、その弾道をコンピュータが解析。ボールが飛ぶ画像を見ながらプレーを楽しめる。米国メーカーのみならず、欧州、韓国といったメーカーもこぞってブースを出していた。 では、今年はどうか?今年のショーでバイヤー(ゴルフショップ関係者)の注目度が高かったのはレーザー距離計とGPS機能を有し...
2009/02/10ギアニュース

思いっきり打っても曲がらない!?

ポララジャパンは先頃、米国で全く新しいディンプルコンセプト(US特許)によって開発された『Polara(ポララ)2ピースボール』(価格:4200円/ダース)の日本モデルを発売した。 『ポララ』は1970年代、米国で販売された実績を持つ。「往時は大人気でしたが、USGA(全米ゴルフ協会)の用具ルールの改正に伴い、一時生産が中心。2006年に現代のゴルフ事情にマッチした新製品を発売しました」(ポララジャパン) 商品特徴は、一般的なボールにはないディンプル構造だ。ディンプルの深さが中央6配列は深く、その上下方向配列は浅くなっている。「配列によってディンプルの深さを変えることで、飛んでいるボールに...
2009/02/09ギアニュース

マーク金井「09年米国PGAショー」潜入リポート! 第2話 フィッティングシステム最前線!着脱用ヘッドが大活躍

リーマンショックが冷めやらない中、そしてニューモデルが発表されないこともあって、今ひとつ盛り上がりに欠けた今年のPGAマーチャンダイジングショー(1月28~30日、フロリダ州オーランド)。大手メーカーのブースにも人はまばらだが、じっくり見ていくとメーカー側の思惑(ユーザー囲い込み戦略)を伺い知ることができる。 例えば、そのひとつがフッティングシステムだ。基本的には日本同様、米国でもスペックが異なるクラブを色々試打して「合う、合わない」を調べるのだが、大きな違いが2つある。ひとつは脱着式のヘッドを用い、ヘッドとシャフトを自由に組み合わせられるシステムの採用。ドライバーではすでにキャロウェイもこ...
2009/02/06ギアニュース

マーク金井「09年米国PGAショー」潜入リポート!第1話 スコッティ・キャメロン新作パターに思わず「何だこりゃ~」

リーマンショックがまだ冷めやらぬ中で開催された今年の「PGAマーチャンダイジングショー」(1月28~30日、フロリダ州オーランド)。毎度おなじみのコンベンショナルセンターに入ってみてまず驚いたのが来場客の少なさ。訪れたのが最終日ということを差し引いても会場内は閑散。出展者の人数よりも来場者の方が圧倒的に少ない。東京ドームの何倍もありそうなスペースなのに、100メートル先まで見渡すことができてしまう。 では、肝心の出展状況はどうか?米国大手メーカーでブースを出したのはキャロウェイ、オデッセイ、クリーブランド、ピン、そして今回からPGAショーに復帰したアクシネット(タイトリスト、キングコブラ、フ...