2009/12/25国内男子
片山晋呉の賞金王奪還、石川遼の躍進など、近年にない盛況のもとに幕を閉じた2008年。迎えた2009年度の賞金王争いは、4月の国内ツアー開幕前から片山が大きなアドバンテージを手にする。2月から4月にかけた海外競技3試合で活躍を見せ、4,900万円あまりを獲得。特に「マスターズ」では日本人選手としては過去最上位となる4位に入り、充実の仕上がり具合を見せた。
片山が優位に立って迎えた開幕だったが、序盤戦をリードしたのは昨年に初勝利を挙げている小田孔明。開幕戦を制すと、その後もコンスタントに賞金を重ねて目覚しいプレーを続ける。その間、兼本貴司や五十嵐雄二らが初勝利を挙げるなど、若手とベテランが相まっ...