昨年大会を逆転で制したB.ウィークリー。今年、伝統の一戦を制するのは？（Scott Halleran/Getty Images）

米国男子ツアー「クラウンプラザインビテーショナル」が、5月22日（木）から25日（日）までの4日間、テキサス州フォートワースにあるコロニアルCCで開催される。1946年に開催された第1回大会から、その舞台は今も変わっていない。

昨年は、最終日に「66」（パー70）をマークしたブー・ウィークリーが逆転でツアー通算3勝目をマークした。2位にはマット・クーチャー、そして3位には今大会過去2度の優勝を誇るザック・ジョンソンが続いた。

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今年は、月曜日に初の世界ランク1位に上り詰めたばかりのアダム・スコット（オーストラリア）が出場する。もし今大会で優勝すれば、テキサスで開催される4試合をすべて制する（シェル・ヒューストンオープン：07年、バイロンネルソン選手権：08年、バレロ・テキサスオープン：10年）、テキサスグランドスラムの初の達成者としてさらなる栄誉を加えることになる。

日本からは1週間のオフを挟んだ松山英樹と、前週に引き続いて石川遼が出場する。松山は出場した直近2試合を共にトップ40位以内で終えているが、まだまだ本来の力を発揮しているとはいえないだろう。一方の石川は、今大会は今年で3度目。経験がものをいうコースでどこまで進化を見せられるか注目だ。

【主な出場予定選手】
B.ウィークリー、A.スコット、Z.ジョンソン、J.フューリック、M.クーチャー、D.ジョンソン、D.ラブIII、ノ・スンヨル、松山英樹、石川遼