米国男子ツアー「ベルサウス クラシック」の2日目、初日首位のS.エルキントンがスコアを3つ伸ばし11アンダーにすると、1打差の単独2位からスタートしたP.ミケルソンも4つ伸ばして同じく首位で並んだ。

1打差の10アンダーに6ストローク伸ばしたR.グーセン、7ストローク伸ばしたP.ハリントンが25位から浮上してきた。さらに、9アンダーには、この日のベストスコア64をマークしたP.タタウランギが50位から急浮上するなどスコアを伸ばす選手が多かった。

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そして、今週日本から唯一出場している田中秀道もスコアを伸ばした。初日3アンダー25位につけていた田中は、前半に3バーディを奪い、後半に入ると10番でボギーを叩いたが11番パー3から3連続バーディ、14番で再びボギーを叩いたがこの日4ストローク伸ばした。通算7アンダー12位まで浮上してきた。

今シーズンから米ツアーに挑戦している田中は、クウォリファイングスクールを突破して出場資格を獲得したのだが、出れる試合が限られている。その1試合ごとに賞金を稼ぎ来シーズンのシード権に向けて戦わなければならない。

デビュー選のソニーオープンで17位に入ったが、3月のジェニュイティ選手権から3試合連続で予選落ちになっていた。4試合ぶりの予選突破を果たし、今週はトップ10以内と言わず優勝争いに加わってほしい。

来週に今シーズン最初のメジャー、マスターズを控えているため、トップクラスの選手は調整をかねた出場になっている。現在首位のP.ミケルソンが、この試合で優勝してその勢いで初めてのメジャータイトル奪取に拍車をかけるか明日からの決勝ラウンドが楽しみだ。