イリノイ州のコグヒルゴルフ＆CC で行われている、米国男子ツアー第26戦「シアリスウェスタンオープン」の2日目。上位陣やビッグネームがスコアに伸び悩む中、後続勢が一気にスコアを伸ばし、首位に3人が並ぶ混戦模様になってきた。

大会2日目、首位に並んだのは、チャールズ・ハウエルIII、スティーブ・ラウリー、マット・ゴーゲルの3人。先週「Booz Allen クラシック」で2位に入ったチャーリーは、5バーディ1ボギーの4つスコアを伸ばし、23位タイから浮上した。また、ゴーゲルはこの日のベストスコア「64」をたたき出す猛チャージをかけ、66位タイからのゴボウ抜きを見せた。

＜＜　下に続く　＞＞

一方、活躍が期待されるタイガー・ウッズは、フェアウェイキープ率50％、パーオン率56％とショットの精度を欠き、スコアを2つ落として通算1オーバーの50位タイで2日目のラウンドを終了。

また、現在賞金ランキング1位のビジェイ・シンも、この日は出入りの激しいゴルフを強いられ、最終18番で痛恨のダブルボギーを叩くなど、結局この日はイーブンパーでホールアウト。タイガーと同じく通算1オーバーの50位タイと低迷している。世界ランキング上位選手の決勝ラウンドからの巻き返しに期待したい。

そのほか日本の丸山茂樹は、1アンダーの36位タイからのスタート。この日はなかなかバーディが奪えず我慢のゴルフを強いられたが、なんとか踏ん張り通算イーブンパーの35位タイで予選通過。一方、初日出遅れてしまった宮瀬博文は、2日目も4つスコアを落としてしまい、通算7オーバーの124位タイで予選落ちを喫している。