テキサス州ヒューストンにあるレッドストーンGC(フォールクリークコース)で行われている、米国男子ツアー第16戦「シェル・ヒューストンオープン」の2日目。試合進行が大幅に遅れて36名もの選手がホールアウトできず、残りのホールは明日の朝に順延された。

上位陣が次々とスコアを崩していく中、2オーバーの94位と大きく出遅れていたビジェイ・シン（フィジー）が、この日快心のゴルフを披露した。インからスタートしたシンは、前半で3つバーディを奪って流れを掴むと後半でバーディを量産。ダブルボギーがあったもののこの日のベストスコア“66”をマークし、通算4アンダーの暫定4位に急浮上した。

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大会2日目、暫定首位に踊り出たのは3人。4月に行われた「ベルサウスクラシック」で優勝を飾ったルーキーのザック・ジョンソン。米ツアー2勝を誇るスティーブ・ラウリー。2001年「WGCアクセンチュアマッチプレー」を制しているスティーブ・ストリッカーだ。予選ラウンドを終え、首位に3人が並び優勝争いは混沌としている。

そのほか日本勢は、田中秀道が9番パー5でイーグルを奪うもバーディを奪うことができずこの日はイーブンパーでのラウンド。結局通算3オーバーの暫定88位で競技を終えた。また、68位からスタートした宮瀬博文は、前半で3つスコアを落とすと、後半も立て直すことができずこの日6オーバーの大乱調。通算7オーバーの暫定134位でフィニッシュし、2人とも予選を突破するのは絶望的となった。