あえて中尺パター用の長めのグリップを使用する

◇国内男子◇ゴルフパートナーPRO-AM トーナメント 最終日（22日）◇取手国際GC（茨城県）◇東コース6804yd（パー70）

2018、19年の賞金王の今平周吾が、大槻智春、近藤智弘とのプレーオフを制して、2週連続で逆転優勝を果たした。

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今季から実戦投入し、前週、勝利の立役者の1本にもなったオデッセイ 2-BALL TENを引き続き使用した。これまでは速いグリーン対策で使用していたというが、「いろいろ試したんですけど、あまり良くなくて。変えずにいったほうがいいかな」と決断。グリーンスピードのギャップに対応した。大会4日間での1ホールあたりの平均パットは「1.5789」で全体4位の数字を残し、プレーオフ2ホール目では5mのクラッチパットも見事に沈めた。

通常の長さのパターにあえて中尺パター用のグリップを挿している。「（グリップを）余らせるために長くしている。グリップの上の方にオモリが入っているので、短く握った方が安定する設計になっていてブレにくい」というのが今平流だ。

安定したパッティングを披露した

また、前週から実戦投入したアイアン「ヤマハのRMX VD ツアーモデル」も引き続き使用。パーオン率は「79.167%」で全体2位を記録した。

バッグの中身を1本も変えずに、信頼を置く14本で臨んで安定したショットとパッティングを披露。自身初の2週連続Vを手繰り寄せた。

＜最終日のクラブセッティング＞
ドライバー：ヤマハ RMX 116(10.5度)
シャフト：グラファイトデザイン ツアーAD TP（6X、44.75インチ)
フェアウェイウッド：テーラーメイド SIM2(3番15度)、M5 (5番19度)
ユーティリティ：タイトリスト 910H(21度)
アイアン：ヤマハ RMX プロトタイプ（4番）、ヤマハ RMX VD ツアーモデル(5番～PW)
ウェッジ：タイトリスト ボーケイ SM9(52度)、ボーケイ 2021プロトタイプ(60度)
パター：オデッセイ 2-BALL TEN
ボール：タイトリスト プロ V1x