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易しいマッスルバック 谷原秀人が語るカーボンシャフトのメリット

国内男子ツアー「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」を制したのは、後続に2打差をつける通算11アンダーでフィニッシュした谷原秀人。2013年「三井住友VISA太平洋マスターズ」以来となるツアー通算11勝目を挙げ、賞金ランクはキャリアハイの2位(2006年)に迫る3位まで浮上した。

クラブへのこだわりが強いことで知られる谷原だが、セッティングで目にとまるのがアイアンのシャフト。すべてのアイアンと2本のウェッジで105グラムの軽量カーボンシャフト(本間ゴルフ VIZARD IB105 硬さX)を刺しており、通常は120グラム前後のスチールシャフトを用いることが多い男子プロでは珍しい選択といえる。谷原も、2013年までは120グラムのスチールシャフトを使用していた。

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きっかけになったのは、2014年に出場した米国ツアー「ソニーオープンinハワイ」。関係者によると、米ツアーで使用率が高かったカーボンシャフトに谷原が興味を示し、正式契約を控えていた本間ゴルフに直談判。開発中だった自社シャフトに改良を加え、同年から早くも投入をスタートさせた。

本間ゴルフの担当者は「打ち出し角が高くなる分、ロフトを立てられるので距離も出る。飛距離を求めていた谷原さんに合っていたんだと思います」と話す。さらに、マッスルバックのヘッドを好む谷原にとっては、もう1つのメリットも生んだ。シャフトが軽量化されたことでヘッドへの重量配分が可能になり「顔(フェース)が広くなって、難しくないマッスルバックになった」という。

ヘッドの改良と合わさり「キャビティよりも打ち出し角は高いし、スピンもかかりやすくて止まりやすい」と絶賛する。優勝により、アマチュアゴルファーの間でもカーボンシャフトのアイアンはトレンドの1つとして関心が高まりそうだ。(千葉県印西市/塚田達也)

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