“帝王”のホスト大会は節目の50回開催 松山英樹が4連戦へ
◇米国男子◇ザ・メモリアルトーナメント 事前情報◇ミュアフィールドビレッジGC(オハイオ州)◇7569yd(パー72)
年間8試合のシグニチャーイベント(昇格大会)の第7戦が29日(木)に開幕する。メジャー史上最多18勝を含む通算73勝の“帝王”ことジャック・ニクラスがホストするビッグイベント。1976年に始まった大会は、ことしで節目の50回目を迎える。コースはニクラスとデズモンド・ミュアヘッド氏が設計を手掛けており、第1回大会から同じコースで歴史を紡いできた。
昨年はスコッティ・シェフラーが通算8アンダーで優勝。2日目からトップを守り抜く形で逃げ切った。1打差2位にコリン・モリカワが続いた。
フィールドは72人に絞られ、世界ランキング1位のシェフラー、3位のザンダー・シャウフェレ、4位のコリン・モリカワ、5位のジャスティン・トーマスとトップランカーらが集結する。ジョーダン・スピース、リッキー・ファウラー、ブラント・スネデカー、マット・クーチャーがスポンサー推薦で出場する。
日本勢は12回目の出場になる松山英樹のみ。2014年に初出場でツアー初優勝を遂げた舞台で、15年に5位、19年に6位、24年に8位と過去4度のトップ10入りを果たしている。1月「ザ・セントリー」で優勝してからトップ10入りがなく、17位で終えた「トゥルーイスト選手権」から4連戦目。「全米プロ」では予選落ちし、前週「チャールズ・シュワブチャレンジ」は36位だった。
<主な出場予定選手>
スコッティ・シェフラー、ザンダー・シャウフェレ、コリン・モリカワ、ジャスティン・トーマス、ルドビグ・オーベリ、松山英樹、ラッセル・ヘンリー、ビクトル・ホブラン、セップ・ストラカ、ジョーダン・スピース、リッキー・ファウラー、ブラント・スネデカー、マット・クーチャー