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ジョンソン、首位ステンソンに重圧をかけられるか

By Helen Ross, PGATOUR.COM

「ザ・ツアー選手権 presented by コカ・コーラ」3日目。ダスティン・ジョンソンが10番ホールに入った時点で、首位のヘンリック・ステンソンには9打差と大きなリードをつけられていた。

念のために言っておくが、その時点での彼の順位は、2位だった。

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これほどまでに、フェデックスカップ・プレーオフのフィナーレ大会は、ステンソンが最初の45ホールを圧倒していたのだ。事実、ステンソンはフロントナインだけで通算13バーディを奪っており、3日目も通算14アンダーで前半を折り返していた。

しかし後半に入ると、物語は一変した。ステンソンはあがり5ホールのうち3ホールでボギーを叩き、通算11アンダーまでスコアを落としたのに対し、ジョンソンはバックナインを「33」で回り、スコア「67」でステンソンとの差を縮めた。

「正直言って、状況は何も知らなかったよ」と、ステンソンの圧倒的なリードについて尋ねられたジョンソンは答えた。「僕はただ、ひとつでも多くのバーディを取ろうと思っていただけさ」。

シーズン開幕のヒュンダイトーナメント選手権で優勝したジョンソンは、今大会の30名のスター選手の最後に名を連ねた。彼にも100万ドルの賞金へのチャンスは残されているが、それを成し遂げるためには6つのシナリオが必要で、いずれにしても彼は明日、大逆転劇を演じないとならないのだ。

「そこまで考えてはいなかったよ」と、彼にもフェデックスカップ王者のチャンスがあることを指摘されたジョンソンは答えた。数字の上では、少なくともその可能性は残されている。

「実際、賞金獲得のチャンスには色々な方法があるね。現在のこの仕組みは、とても良いと思うよ」と、サウスカロライナ出身のジョンソンは語った。「ここ数年はとても良い形で機能していると思う。誰にでもチャンスがある、良い仕組みだよ」。

「だから僕はこの仕組みが気に入っているよ。明日はコースに出たら、シンプルに自分にできることをして勝利を目指す。少しでもヘンリックにプレッシャーを与えて、どうなるか見てみたいね」。

ジョンソンは、“3パットを10回ほどやらかした”先週のBMW選手権の時よりも、今大会は調子が良いと語っている。彼はアトランタに来てから、練習グリーンで多くの時間を割いた。また、練習場ではスイングコーチのブッチ・ハーモンからのアドバイスも仰いだ。

その効果は、すぐに現れたようだ。ジョンソンは3日目までを全て60台で回った4選手のうちのひとりとなった。2日目はノーボギーのゴルフで「67」というスコアをマークした。3日目は4バーディ、1ボギーというゴルフだった。

「フェアウェイを外したとしても、それは、それただけのこと。ラフからでもグリーンに乗せることができる。とても良いゴルフができているよ。ボールも狙ったところに良い感じで打てている」と、ジョンソン。「ドライバーが真っすぐ飛び続ければ、明日はステンソンにプレッシャーをかけられると思うよ」。

情報提供:PGA TOUR

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