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ウッズ、スコットらをサポート 名キャディの行方は?

◇米国男子◇フォートワース招待 2日目(25日)◇コロニアルCC(テキサス州)◇7209yd(パー70)

スティーブ・ウィリアムス氏といえば、ゴルフ界では選手をしのぐほどの知名度がある名キャディだ。タイガー・ウッズと長らくコンビを組み、アダム・スコット(オーストラリア)の2013年「マスターズ」制覇をアシスト。現在54歳で、すでに“セミリタイヤ”しているというが、テキサス州で行われた2連戦では突然、アーロン・バデリー(オーストラリア)のバッグを担ぎ、周囲をざわつかせた。

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ニュージーランド人のウィリアムス氏は昨年、オーストラリアのメディアで2018年をプロキャディとして最後のシーズンとする意思を明かした。最近ではダニエル・カンら女子選手のキャディを務めた試合もあったが、前週の「AT&Tバイロン・ネルソン」、今週の「フォートワース招待」では、古くからの友人でもあるバデリーをサポートした。

バデリーは2016年に5年ぶりの優勝を飾ってから、再び低迷。昨季のフェデックスカップポイントランキングは138位。ジョン・リマンティ氏をキャディに据えて3年目の今季も現在120位と苦しんでいる。そこで2人は「40年にわたって偉大な選手たちのキャディを務め、たくさんの試合に勝った彼にチームメイトとして助けてもらおう」と相談。2週間限定でのスポット起用となった。

「どんなことが起こるかとても期待している」としていたバデリーだが、残念ながら2試合とも予選落ち。ウィリアムス氏の今後も未定となっているが、ヒントはつかめただろうか。(テキサス州フォートワース/桂川洋一)

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